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2024/02/06 お知らせ

ジュネーブ大学Didier Pittet(ディディエ・ピッテ)名誉教授の講演会を開催しました

手指衛生の世界的推進者であるスイス・ジュネーブ大学のDidier Pittet(ディディエ・ピッテ)名誉教授来日講演を2月5日岡山大学病院で開催し,当院職員や本学学生,院外の医療従事者,福祉施設勤務の方ら約100人が聴講しました。
 
講演会は,医薬品や手指消毒剤,医療機器等の開発・製造・販売を手掛けるサラヤ株式会社との共催で実施。当院感染症内科の萩谷英大准教授が岡山大学病院における手指衛生推進の現状について紹介した後,ピッテ名誉教授が手指衛生の実践と工夫についてスライドや動画を交えて解説されました。ピッテ名誉教授からは「手指衛生は強制するものではなく,なぜ必要なのかを教育し,一人一人が自ら行動しなければ広がっていかない。感染制御に取り組む皆さんだけが頑張るのではなく,病院や施設全体で手指衛生の必要性を検討し,みんなで実践していくことが大事」などのメッセージをいただきました。
 
参加者は「ピッテ先生の講演を聴いて,より一層病院全体で手指衛生に取り組むことが重要であると実感しました」と話していました。講演会終了後は会場でサイン会も行い,参加者との写真撮影にも気さくに対応してくださいました。
 

岡山大学病院の現状について説明する
萩谷英大准教授

 
 

アルコール製剤による手指衛生の重要性を
解説するピッテ名誉教授

世界各地での手指衛生推進活動の様子を動画や
写真を交えて紹介 
 

一人ずつサインに応じるピッテ名誉教授

 写真撮影にも応じるなど参加者と気さくに交流
 
【本件問い合わせ先】
岡山大学病院 企画・広報課
TEL:086-235-6749