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岡山大学 耳鼻咽喉・頭頸部外科Department of Otolaryngology-Head & Neck Surgery

学生・研修医の皆さんへFor Students & Residents

先輩からのメッセージ

田中 慎太郎 (2020年 愛媛大学卒)

現職:香川労災病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 医師
略歴:2020年愛媛大学医学部卒業、同年国立病院機構岡山医療センター初期研修医。2022年岡山大学耳鼻咽喉・頭頸部外科入局、岡山大学病院耳鼻咽喉・頭頸部外科医員(レジデント)。2023年より現職。

 こんにちは。岡山大学病院 耳鼻咽喉・頭頸部外科専攻医の田中慎太郎と申します。本ホームページをご覧くださり、誠にありがとうございます。私は2020年から2年間の初期研修を経て、2022年から当医局へ入局させていただき、岡山大学病院にて勤務しておりました。現在は丸亀市にある香川労災病院で勤務しております。

耳鼻咽喉・頭頸部外科医になろうと決めたきっかけ

 私が耳鼻咽喉・頭頸部外科の道を志したのは、医学部5年生の臨床実習の際に興味を抱いたことがきっかけです。耳鼻咽喉・頭頸部外科は、悪性疾患など生命に直結する疾患の診療を担う一方で、感覚器外科として、聴力・嗅覚・味覚・嚥下機能など患者さんの生活に直結する機能を守るという大切な役割も担っています。私は学生・初期研修の頃に、上級医の先生方の診療を見学させていただく中で、「耳が聴こえるようになって友人とお話が出来るようになりました」、「鼻が通るようになって生活がしやすくなりました」、「のどを通りにくかったご飯を食べられるようになりました」等という患者さんの笑顔を見て、「その人が、その人らしく生きられる毎日を支える科」である耳鼻咽喉・頭頸部外科という医学・医療に心から魅力を感じ、憧れました。

岡山大学の耳鼻科に入局したきっかけ

 岡山大学に入局させていただいたのは、初期研修中にご指導いただいた先生に勧めていただいたのがきっかけです。初めて見学にお伺いした日には、外来を受診される患者さん、手術の症例数の多さにとても驚き、また上級医の先生方が臨床・研究など多彩な分野でご活躍されていることをお伺いして、私はこの場所で、患者さんのため自分に出来る限りの力を尽くしたいと思い入局いたしました。

入局してよかったこと

 実際に2022年から岡山大学病院にて勤務させていただいて、上級医の先生方より日々熱心かつ丁寧で、細やかなご指導をいただきました。一方で若手医師も仕事のオンオフをしっかりつけること、家族や友人と過ごす時間を大切にすることを繰り返し教えていただき、それが医師として広い視線を持ちより良い診療につながることも教えていただきました。直接指導してくださる先生方は元より、共に働く医療従事者の皆さまも温かい方ばかりで、とても恵まれた環境で仕事をさせていただいております。

 私自身の耳鼻咽喉・頭頸部外科医としての道は始まったばかりで、これから先の道のりは長いですが、少しでも良い診療が出来るよう日々研鑽を積んでまいりたいと存じます。

皆さんへのメッセージ

 本ホームページをご覧くださっている患者さんへ、お困りの症状がございましたら、是非耳鼻咽喉・頭頸部外科医へご相談ください。私たちは皆さまの毎日の生活を考えた治療を実践し、共に歩んでまいりたいと存じます。

 そして学生・研修医の皆さま、もし当医局にご興味を持ってくだされば是非お気軽にご連絡ください。心よりお待ちしております。