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平成25年度法教育授業の開催

2013年9月2・3日に清心中学校にて今年度の法教育授業を開催しました。これは清心中学校のご協力のもと岡山大学法学部の主催で、法に関する基本的な知識や考え方を生徒たちに教えるために毎年行われています。本年度は、法教育ゼミの法学部3・4年生たちが企画・作成した教材をもとに、清心中学校の3年生を対象に、2日間に3クラスで各1回計3回の授業を行いました。

9月2日 「治療費は誰が支払うの?」


子どもたちが友だちどうしで海水浴をしたところ一人の子が怪我をする事故が起こったという仮想的な事例を題材にして「その事故に関与した人たちが各々の責任の重さに応じてどれだけの治療費を分担するべきか」についてグループで考え、話し合いによる公正な問題解決に実際に取り組んでもらいました。

9月3日 「死刑について考えよう」


殺人行為に対して死刑判決が下された永山事件を題材に、弁護人と検察官それぞれの主張を挙げ、裁判官として「被告人を死刑にすべきか」について実際に考えてもらうことで、司法の重大な責任と役割をよく認識してもらい、事前にとったアンケートの結果を紹介して、死刑制度そのものの存否について再考してもらいました。

それぞれのクラスでは、中学生のみなさんを4~5名の7班に分け、各班に2名ずつ法学部生がチューターとしてグループの議論を取り仕切りました。授業の最後に、弁護士の先生方と法学部の先生方からコメントをいただきました。事後のアンケートでは、中学生のみなさんから「分かりやすかった」「楽しかった」などの声をいただきました。法教育ゼミの法学部生にとっても、実際に教材を作って中学生に教えることで、様々な知識や技能を身につけることができたと思われます。



(文責:大森秀臣)