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平成26年度法教育授業の開催

 2014年12月16・17日に清心中学校にて今年度の法教育授業を開催しました。これは清心中学校のご協力のもと岡山大学法学部の主催で、法に関する基本的な知識や考え方を生徒たちに教えるために毎年行われています。本年度は、法教育ゼミの法学部3・4年生たちが企画・作成した教材をもとに、清心中学校の3年生を対象に、2日間に3クラスで各1回計3回の授業を行いました。

12月16日「もしもバスケットボール部のマネージャーがルールを作ったら」


バスケットボール部の新しい顧問の先生が作った奇妙なルールを題材に、①文言が明確ではない、②実行が不可能である、③特定学年の部員だけに適用され偏向している、④ルールの目的と関係がない規則が定められている、⑤違反に対する処罰が重すぎる、などの欠陥を指摘してもらい、それらを改正してもらうことを通して、公正なルールとは何か、ルールがルールと言えるための合法性の条件とは何かを学んでもらいました。

12月17日「部活の予算をどう分けよう?」


 優勝経験の多い吹奏楽部、部費が足りない書道部、社会的に有意義な活動を誇るボランティア部など、部活のそれぞれの事情に応じて「特別予算をどのように分けるか」について、効率的で公正な配分方法を実際に考えてもらうことを通して、「実績」「必要」「貢献」などの複数の配分基準があることを学んでもらいました。

 それぞれのクラスでは、中学生のみなさんを4~5名の7班に分け、各班に2名ずつ法学部生がチューターとしてグループの議論を取り仕切りました。授業の最後には、法学部生が授業内容の解説とまとめをしました。事後のアンケートでは、中学生のみなさんから「ルールの大切さが分かった」「単純な等分ではなく公正に分けることが大事だと分かった」などの声をいただきました。法教育ゼミの法学部生にとっても、実際に教材を作って中学生に教えることで、様々な知識や技能を身につけることができたと思われます。