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平成27年度法教育授業の開催

2016年2月15、16日に清心中学校にて今年度の法教育授業を開催しました。これは、これまで岡山大学法学部が取り組んできた法教育事情の展開の一環として、毎年開催されている事業です。清心中学校や岡山弁護士会のご協力のもと、中学生3年生を対象に二日間4クラスで授業を行いました。

どんな行為が民事?刑事?


刑事と民事との相違をテーマに、法教育ゼミの学生が半年間かけて作成した教材を使用しました。「友達の持ち物を壊す」「落とし物を持ち去る」「超能力でケガをさせる」「トランプで賭け事をする」「傘さし自転車で衝突する」など5つの身近な具体的事例を紹介し、各事例の中である行為が民事責任、刑事責任のいずれに当たるか、あるいはいずれにも当たる、当たらないかを各生徒に四択で考えてもらい、それぞれの解答について各班でなぜそのような責任に当たるのかについて討論して考えてもらいました。

それぞれのクラスでは、中学生のみなさんを4~5名の7班に分け、各班に2名ずつゼミの学生がチューターとしてグループの議論を取り仕切りました。 授業の最後には、ゼミのナレーター役の学生と岡山大学社会文化科学研究科の大学院生が授業内容の解説とまとめをしました。

授業後のアンケートでは、受講した中学生のみなさんから次のような声をいただきました。

「授業の内容がわかりやすく、楽しかったです」
「公民の授業では得られないことを学ぶことができました」
「民事責任や刑事責任などの区別ができるようになりました」
「法に興味が持てるようになりました」

法教育ゼミの学生にとっても、自分たちで作成した教材を使って中学生に教える経験をすることで、授業で習った法学の知識を深く理解し、コミュニケーションや指導方法など幅広く技能を身につけることができたと思われます。