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ME機器センター Department of Medical Engineering Center 岡山大学病院
 

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岡山ME発信 電子ジャーナル ME機器センターだより

業務内容
 
診療支援業務・保守点検業務

■手術室(人工心肺業務を除く)

手術室には、ME機器センターから臨床工学技士3名を派遣しています。手術室の業務は、診療支援業務と保守点検業務があります。
診療支援業務は、立会い業務ともいい、医師の指示のもとに、KTP/YAGレーザー装置のON/OFF、KTP/YAGの切り替えなどを行っています。その他、胸腔鏡下・腹腔鏡下手術の際、内視鏡システムの準備を行なっています。
保守点検業務は、手術室内にある電気メス、除細動器、手術用顕微鏡、内視鏡、レーザー手術装置、無影灯などの機器を始業点検、定期点検(2回/年)、消耗品交換(随時)等を行っています。血液ガス分析装置は2台管理しており、稼動中点検(3回/1日)と消耗品交換(随時)などを行なっています。

■ICU・CCU・HCU・ICU/CICU・NICU・PICU

ICU・CCU・HCU・ICU/CICU・NICU・PICUの業務は、診療支援業務と保守点検業務があります。
診療支援業務は、人工呼吸器の支援「ICU・CCU・HCU・ICU/CICU・NICU・PICU・病棟」(回路組立、始業点検、稼動中点検(3回/日))と血液浄化療法の支援「ICU・HCU・ICU/CICU」を行なっています。
ICU・HCU・ICU/CICUの血液浄化療法は、急性期の患者に対して24時間体制で、血液透析(HD)、血液透析濾過(HDF)、持続的血液透析濾過(CHDF)、血液吸着(DHP)、エンドトキシン吸着、単純血漿交換(PE)、二重濾過血漿交換(DFPP)などを行なっています。各種血液浄化装置は、ME機器センターで管理しており、必要に応じて貸出を行なっています。ME機器センターでは、血液浄化療法の支援として、始業点検、患者回路の組立・プライミング、治療開始補助、稼動中点検、血液回収補助、を行なっています。

保守点検業務は、人工呼吸器と血液浄化装置、血液ガス分析装置の点検を行なっています。人工呼吸器は、定期点検(2回/年)、消耗品交換(5,000時間/10,000時間)を行なっています。血液浄化装置は、定期点検(2回/年)、消耗品交換(随時)などを行なっています。血液ガス分析装置は、ICU・CCU・HCU・ICU/CICU・NICU・PICUに置いてあり、稼動中点検(3回/1日)と消耗品交換(随時)などを行なっています。休日、夜間の急患に対応する為、ICU・CCU・HCU・ICU/CICU・NICU・PICUには2台〜3台の人工呼吸器をいつでも使える状態で置いています。

■カテ室

特撮室(カテ室)には、RFAとCRYO時にME機器センターから臨床工学技士1名を派遣しています。
保守業務としては、無影灯、除細動器、ヘッドライト、生体情報監視装置の日常点検を実施しています。除細動器、IABP装置に関しては、年2回の定期点検を実施しています。

■血液浄化療法部

血液浄化療法部には、ME機器センターから臨床工学技士1名(専任)を派遣しています。
血液浄化療法部は、腎不全に対する血液透析療法ならびに、各種難治性疾患に対する血漿交換療法や吸着療法を行なっています。血液透析用患者監視装置は、5台あり、そのうち3台は血液濾過透析を行える最新の装置となっています。その他の装置は、血漿交換療法ならびに持続的血液濾過を行える装置を1台、および血漿吸着療法専用装置を1台となっています。
大学病院という性格上、腎不全に対しては急性期、慢性期を問わず受け入れています。また、合併症等で困難な条件下での血液透析療法施行経験は、非常に豊富です。特筆すべき点は、過粘稠症候群・クリオグロブリン血症の1患者に対して、二重濾過型血漿交換療法を12年継続しており、今現在も治療を施行しています。世界的にみても、おそらく例をみない症例です。
バックアップ体制も確立しており、専任技士不在時、業務繁忙日には、ME機器センターからバックアップ要員1名を派遣して、業務に支障をきたさないようにしております。

■輸血部

輸血部には、幹細胞採取時にME機器センターから臨床工学技士1名を派遣しています。
幹細胞採取時は、装置の始業点検、患者回路の組立・プライミング、治療開始補助、採取中の機器の操作、血液回収補助を行なっています。
その他として、骨髄濃縮、リンパ球除去等も行なっています。

■消化器内科

消化器内科には、LCAP/GCAP施行時にME機器センターから臨床工学技士1名を派遣しています。
LCAP(白血球除去療法)/GCAP(顆粒球吸着療法)施行時は、装置の始業点検、患者回路の組立・プライミング、治療開始補助、稼動中点検、血液回収補助を行なっています。

■麻酔科蘇生科・ペインセンター

麻酔科蘇生科・ペインセンターにおける硬膜外刺激電極留置術と病棟でのプログラム設定時に、臨床工学技士1〜2名を派遣しています。
施行時には、プログラマーを用いて、最適な刺激部位、刺激形態、刺激強度の設定を行なっています。

■その他病棟

その他病棟の業務は、人工呼吸器の支援を行なっています。その他病棟における人工呼吸器の支援は、人工呼吸器の回路組立、始業点検、稼動中点検(3回/1日)を行っています。回路更新は、安全管理部と病棟医師、病棟看護師と連携をとりながら行なっています。

 

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