【プレスリリース】現場で使える!DNA増幅後15分間でイチゴの品種を判定!
2014年08月08日
岡山大学大学院環境生命科学研究科ゲノム遺伝解析学分野の田原誠教授、門田有希特任助教らの研究グループが、実際の検査現場(税関検査や農作物・食品の製造、輸出入現場など)で使える農作物(イチゴ)の品種判定技術を開発しました。
農作物の品種判定は、食の安心・安全に関わる極めて重要な検査です。しかし、これまでの検査方法はコストや時間がかかるうえ、高価な分析設備や器具も必要でした。
本研究グループは、「STHクロマトPAS法」という今までにない新しい方法を用いた簡易判定法を世界で初めて導入。この手法を用いることで、検査の作業が極めて迅速・簡便化されます(DNA増幅後、15分間の反応、器具不要、目視での判定)。本手法は様々な作物に応用可能で、税関、食品製造、流通などの現場での広い利用が期待されます。
詳細は下記リンク先をご覧ください。