岡山大学 農学部

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岡山大学半田山自然教育研究林で国際インターンシップ事前教育を実施

2016年08月22日

 本学は,8月1日から5日まで,教養教育科目(実践知科目)「国際インターンシップ」の事前教育を行いましたが,その中の特徴的な事前教育として,岡山大学半田山自然教育研究林で実施された間伐実習を紹介しましょう。
まず,「国際インターンシップ」というのは、カナダブリティッシュコロンビア大学(UBC)の森林学部から2名の学生を岡山大学農学部が受け入れて実施するCo-op in Okayamaと連動して実施します。UBC学生がCo-opプログラムで企業実習を行うのと同時に当該科目の履修学生も実習を行い,UBC学生の通訳も行うものです。この「国際インターンシップ」には農学部の森林科学系教員が深くかかわっています。
 学生は,コーオプ概論,マナー教室や企業,岡山県等から講師を招いて木の文化を始め,林学・林産学に係る講義を受講し,特に木の伐採を行う企業へ実習に行く学生については,農学部教員の企画による間伐実習(チェーンソー講習)を実施しました。この間伐実習については,農学部教員との協議のもとに,労働基準協会から講師を派遣いただき,1日半講義,半日実習の2日間にわたって実施しました。チェーンソーを使った実習では,農学部が実習でよく利用する岡山大学半田山自然教育研究林内のヒノキ人工林で実際に間伐することとしました。チェーンソーの技術的な難しさ,実際の伐木にあたっての大変さや注意すべき点について学ぶことができました。講師からも最後に「危険を伴うことであることを忘れず,決して気を抜かないこと。」また,「この講習で身に付けたことを活かして,企業実習をがんばってください。」などと話がありました。

Co-opプログラム
 UBCでは,5 年間の修学期間の間に 5 回の長期インターンシップを行う Co-op プログラムを実施している。本プログラムは学生が専門教育の知見を実務経験で確認し,就業体験を勉学にフィードバックすることで専門知識の習得を促進することを目的としている。本学のグローバル実践型教育のロールモデルとしても非常に参考になることから,昨年度からUBCの Co-op学生の受け入れを実施している。

【本件問い合わせ先】
地域総合研究センター
TEL:086-251-8491

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