岡山大学 農学部

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農林水産省レギュラトリーサイエンス事業の採択

2011年04月01日

 岡山大学農学部の研究グループ(研究総括者:宮竹貴久)が、農林水産省平成23年度レギュラトリーサイエンス新技術開発事業の中核研究機関(平成23年度~25年度)として採択されました。採択課題名は「サツマイモ等の重要害虫であるイモゾウムシの根絶のための実用的な光トラップの開発及び防除モデルの策定」で、九州沖縄農業研究センター、沖縄県農業研究センター、鹿児島県農業開発総合センター・大島支場との共同で研究開発を進めます。
 研究開発の概要は、南西諸島で発生しているサツマイモ等の重要害虫であるイモゾウムシの防除及び発生範囲の拡大を防止するために、光(LED:発光ダイオード)を利用したイモゾウムシの有効な誘引方法を開発するとともに、光に誘引されたイモゾウムシを化学的あるいは物理的に捕獲する方法を併せて探索します。また、光トラップを活用して、イモゾウムシの発生密度を推定し、不妊虫放飼法のための防除モデルを策定します。最終的には、これらの研究成果を活用することにより、イモゾウムシの根絶防除事業及び侵入警戒調査に資することを目指します。

【本件問い合わせ先】
所属 農学部環境生態学コース
氏名 宮竹貴久
電話 086-251-8339
メール miyatake@(@以下はcc.okayama-u.ac.jpを付けてください)

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