11月14，15日に恒例の農学部フェアを開催しました。今年度は，新型コロナウィルス感染症拡大の影響で，学生が主体となって実施する「収穫祭」については，残念ながら中止しましたが，学部主催の「農学部フェア」に，学生会が立案した企画を組み入れた学部内限定の「農学部フェア」として開催しました。
　今年度の企画として，農学部1年生を対象として (1)各研究室が作成した「研究内容紹介ポスター展示」，(2)コース分属の参考となる「学生目線での農学部説明会」，(3)学生生活に不安を感じている学生に対しての「上級生による生活相談会」，(4) 保護者の方々を対象にした「担任教員との意見交換会」を開催しました。また、15日には，農学部進学を考えている高校生に向けての「オンライン相談会」を行いました。
　ほぼ半数の1年生が参加してくれて，「上級生と直に接して話を聞くことができて大学生らしい一時を持つことができた」「農学部キャンパスでの楽しい一時でした」等の声が聞こえていました。「保護者と担任の意見交換会」には例年以上に多くの保護者の方々が参加して下さり，担任教員（8名）が保護者からの様々な不安や質問に対して丁寧に対応して下さいました。また，3号館玄関前ではフィールドセンター農産物や研究室で育てた野菜の販売も行われ，農学部フェア終了時には完売となっていました。
　研究内容紹介ポスターについては，保護者と1年生による投票の結果，学部長賞：微生物遺伝子化学研究ユニット，アカデミック賞：植物遺伝育種学研究ユニット，デザイン賞：果樹園芸学研究ユニットとなり，12月9日に学部長室で表彰式が行われました。
来年は，農学部生や近隣の方々の賑やかな声と笑顔が溢れる「収穫祭」と「農学部フェア」が開催できるよう，農学部一同願っております。