

ホーム > 研究紹介 > スタッフの研究分野と連絡先
スタッフの研究分野と連絡先
教員
事務・技術職員
※居室の「自」は自然科学研究科棟,それ以外は理学部本館です。
※電話とFAXの局番は086-251です。
※メールアドレスは@okayama-u.ac.jpが後ろにつきます。
隈元 崇 教授:研究紹介
研究テーマ
1. 内陸大地震を対象とした確率論的地震動予測地図の作成
1995年の兵庫県南部地震のような内陸の活断層から発生するM7以上の大地震を対象に,変動地形やトレンチ掘削調査の成果を基にした古地震データから,将来の地震の規模と発生頻度を確率的に予測し,地震長期危険度評価マップを作成する.
2. 内陸中規模地震を対象とした確率論的地震動予測地図の作成
内陸の活断層から発生するM6~M7程度の中規模地震を対象に,地震の規模別頻度分布(Gutenberg-Richter(GR)式)と地震活動データを用いてシミュレーションを行い,地震の規模と発生頻度の時空間モデルを作成して,地震長期危険度評価マップへ生かす.
3. 内陸活断層から発生する地震の強震動シミュレーション
内陸の活断層から発生するM7以上の大地震を対象に,シナリオ作成に必要な地震発生モデルや破壊開始地点推定のための形態単位モデルを高精度化しながら,主に経験的グリーン関数法を用いて強震動シミュレーションを行って地震工学の分野と連携する.
4. 地形変化シミュレーションモデルの構築
山地の隆起・侵食過程について論じるために,日本列島の地形計測と地形単元の類型化を地理情報システム(GIS)を用いて行い,関連する地質学・地震学・地球物理学の成果と統計的な手法を取り入れながら,地形変化シミュレーションモデルの構築を目指す.