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 岡山大学では、総合的、複合的、そして学際的な学問分野である「環境学」の特徴を見据え、社会文化科学研究科、自然科学研究科、医歯薬学総合研究科の既設大学院から独立する形で、「文理医融合」の理念に基づく大学院環境学研究科を平成17年4月にスタートさせました。地球温暖化などの現代社会が抱える環境問題は国単位で解決可能なものは少なく、国境を越えた多くの国々の協カを得て初めて解決につながります。21世紀はアジアの時代と言われ、中国、インドをはじめとするアジア諸国の経済発展は目覚しいものがあります。その一方で、アジア地域に起因する環境負荷が増大しており、今後地球環境を保全していくためには、アジア諸国が20世紀型の大量生産・大量消費・大量廃棄型社会から脱却して、持続可能な循環型社会を構築していくことが急務となっています。大学院環境学研究科は、アジア諸国との連携・協力を推進し「アジアにおける環境学の教育研究拠点」形成を目指しています。

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