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Primary School Attached to Faculty of Education,Okayama Univercity

松本拓也のページ

 どの子もドキドキ・ワクワクする授業を目指しています。
失敗も楽しい!気づいたら汗だく!そんな授業づくりに取り組んでいます。

実践の記録

令和5年度  個人実践
単元名「バトルで即興!」第5学年 表現運動   

○相手に勝つためにはどのようにすればよいかな。 
 ブレイキン(Breaking)を、相手と踊りを見せ合って勝敗を競うゲームとして捉えました。「リスペクト」と「オリジナリティ」を大切にしたりジャッジを行う設定にしたりすることで、相手の出方に応じて即興的に踊りを創造する姿をねらいました。

      
子供たちは、「相手がいるから思いつきで続けたら新しい動きができた」「むしろ最初から決めないほうがいい」等と即興的に踊ることができるようになりました。

○複数のメディアに取り上げられました。 
OHK
https://youtu.be/1pW-UFD1beQ?si=0Us17w0g_regxp2F
KSB
https://youtu.be/-BjJvnBGjMU?si=rFw8X2jE33A8eNxq
RSK
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/rsk/760814?display=1&mwplay=1
Yahoo
https://news.yahoo.co.jp/articles/b3eaaa514876849ad8892bb49ee929702f7e0586
山陽新聞
https://www.sanyonews.jp/sp/article/1465422?rct=syuyo
令和2年度  個人実践発表(ハイブリッド開催)
単元名「あつまれふぞくジャングル」第2学年 表現リズム遊び   ※BASIC:若年教員対象の提案

○即興表現の指導と評価を考える 
 表現運動の指導場面で用いられる「なりきる」「リズムに乗る」という子供の姿について整理を試みるとともに,特に技能的な側面から即興表現のおもしろさを味わわせるための手立てについて提案しました。

    
【イメージの拡散性】【リズムとの調和性】【心の極限性】【からだの極限性】【からだの多様性】の観点に整理した手立てにより,子供たちはジャングルの世界に浸って遊ぶことができました。
令和元年度  第39回全国創作舞踊研究発表会岡山大会への参加
表現活動「ぼうさいPiPit!ダンス」全学年

○SDGsの観点による防災ダンスの取り組み 
 
岡山大学・こくみん共済COOP岡山推進本部・岡山市で産学官連携を進めています。酒向研究室ゼミ生,2019年度に新設された教養科目『地域のための身体表現ワークショップの活動』受講学生,教育科学研究科の必修授業PBLの「環境・防災ラボ」メンバーとの協力により,とても素敵な表現活動が実現しました。子供たちは,AJ(安心の森の住人)になりきって「ぼうさいPiPit!ダンス」を披露しました。

子供たちは,楽しみながら地震防災訓練の三つの動き(しゃがむ・まもる・動かない)を学ぶことができました。

令和元年度 岡大附小型オリパラ教育の実践
単元名 「日本再発見プロジェクト」スポーツ部 第6学年  

○「する、みる、支える」姿を願って
 
教科発展的な内容を位置づけて総合的な学習の時間をデザインしました。子供たちは,単元を通してパラリンピック種目や選手への興味・関心を高めていきました。また,選手の方々とアスリートとして出会うことで,競技の魅力を味わうことができました。

      
 
 実践の一部が「地元交流事業」として岡山市のホームページで紹介されています。
 ○平成30年度の実践はこちらから。
 ○令和元年度の実践はこちらから。


令和元年度  第1回 個人実践発表 × オリパラ教育
単元名「からだとこころで味わおうパラスポ」第6学年 

○ゴールボール固有のおもしろさとは何ですか。 
 
視覚を使わない攻防のおもしろさを味わうことができるように学習をデザインしました。単元を貫く課題を「視覚を使わないで,ゴールラインを通させないようにボールを止めたり,相手のすき間を通したりすることができるか」と措定して単元を構成しました。不確かな感覚を確かな感覚に近づけていくプロセスとそこで得られる気付きを大切にしていきました。

    

子どもたちは、「少し前後にずれてこぼれ球をカバーしよう」等と位置取り方等を工夫していきました。


令和元年度 課題研究 研究主題「共に創る学び」最終年次
単元名「大変だ!」第6学年 

○深い学びへ向かうために 
 アドバイス等で「もっとこうしたらよいよ」と伝え合う内容が,表している側のイメージと合っていないことがよくあります。そこで,互いの踊りを見せ合う「見せ合い方」の工夫を提案しました。子供たちは,主役と引き立て役になって一つの”ひと流れの動き”をつくっていきました。


  
引き立て方に難しさがありましたが,子供達は即興的に対応して踊ることができるようになっていきました。

平成30年度  第2回 個人実践発表
単元名「なげっこランド」第1学年 

○遠投の動きづくりをねらって 
 ものを遠くに投げて遊ぶ全3時間の小単元の展開を提案しました。子供たちは,数種類のものの投げ比べをしたり,ものに応じた投げ方やものの飛び方を見つけていきました。ものごとに場を設定したり,シールをはることで結果を捉えやすくしたりしました。


   

子供達は,ものの握り方や投げ出す方向,リリースのタイミングなどについて気づきを広げていきました。

平成30年度  課題研究 研究主題「共に創る学び」二年次
単元名「ひろって つないで アタックボール」第6学年

○ネット型ゲーム固有のおもしろさを味わうためにどのような支援をしたのですか。 
 ”ボールを落とし合うこと”を固有のおもしろさと捉えてルールを構成しました。「落とさない」「組みたて」「落とす」といったゲームの局面に応じた攻め方や守り方を工夫していく展開にしました。

    
 ルールを技能の実態に合わせて簡易化したことで,どの子供も今もっている力でゲームに参加し,勝負にこだわって全力でプレーする姿が見られるようになりました。
平成29年度 第2回 個人実践発表
単元名「スローゲーム」第5学年 

○小学校で大切にしたい「投」の経験の充実に向けて,どのような学習にしたのですか。 
 
次の3点から,陸上運動としての「投」の運動を具体化しました。
@様々な形状のモノを提示することで,投げることに没頭できるようにする。
A繰り返し試し投げをする活動と,チームでの達成の目的とした活動を組み合わせた単元構想にする。
B投げ方の制限,場の設定,準備運動の工夫によって,安全な活動にする。


   
 より遠くへ飛ばそうと, 記録が伸びている友達の体の使い方を観察しながら,夢中になってモノを投げ続ける姿が見られました。

平成29年度 課題研究 研究主題「共に創る学び」一年次
単元名「コラボレーションマット」第5学年

○マット運動をどのように捉えたのですか? 
 技そのものの非日常的な動きのおもしろさを踏まえ,複数人での動きの表現性を高めることもマット運動特有のおもしろさとして捉えました。個人か集団かといった二者択一を超えて,個人とペアの相互関連の中で技能を高めていくことを大切にして単元をデザインしました。「美しさ」を共有し,活動時間をたくさん確保する中で,友達とのコラボから新たに自分の課題を見い出したり,互いの力に合わせて構成を修正していく姿が見られるようになりました。

    

○環境設定はどのようにしたのですか? 
 練習の場や技の系統に関する掲示物を充実させたり,タブレットを使う目的を考えさせておいたりしたことで,子供達は自分のめあてに向かって進んで活動していくことができました。

     

平成28年度 第3回 個人実践発表
単元名「バスケットボール」第6学年

○「する」ことはもちろん,「みる」「ささえる」も楽しい!
 「みる」「ささえる」といった視点からの指導方法の充実を図りました。
 反則の判断とプレーの様子をみる役割を原則的に固定して進めました。ボールを持っていない友達の動きや,ボールを持っている友達の動きを予測しながらゲームを見合っていきました。3次では,審判チームからもらったアドバイスをもとに作戦をたててゲームを楽しみました。

 
 

平成28年度 第2回 個人実践発表
単元名「NINJA」第4学年

○イメージの世界にひたり,友達とかかわりながら踊るおもしろさを広げる子どもを目指して
 忍者は,音もなく走ったり様々な術を使ったりして変幻自在に動き回ることができる存在であり,どの学年の子どもたちにも分かりやすく,多様な動きが伴う魅力的な題材です。今回は,子どもたちの実態に合わせて,即興表現を中心とした単元構想の中で,「なりきる」ことへ向けた指導方法の開発を試みました。

   
 単元を貫く課題を「密書を探し出して逃げ切れるでござるか」とし,課題提示の仕方や活動中の言葉かけなどを工夫しました。子どもたちは,ササササッと移動したり,秘伝マスクからキョロキョロと周りを伺ったりしながら,密書をめぐる対決を楽しんでいきました。

平成28年度 第1回 個人実践発表
単元名「ハラハラドキドキ ベースボール」第6学年

○「ボールと打者ランナーのどちらが速いかを競争しながら,塁を取る(取らせない)ことができるかどうか」のスリルを味わうために
 ベースボール型では,興味や関心,知識や理解,さらに技能に個人差が大きく見られるゲームの一つであり,ルールの複雑さ,打撃・送球・捕球の技能,進塁や送球の判断の難しさが,子どもたちをゲームの本質的なおもしろさから遠ざけてしまっていることがあります。そこで,単元前にろくむし遊びをしたり,ルールの工夫によりゲーム中のプレーの判断や技能を簡易化したりすることで,男女関係なく全員が塁を取れるかどうかをめぐる攻防を楽しむことができるようにしました。

  
 子どもたちは,それぞれのゲームの状況に応じて,プレーを判断したり,ベースカバーなどの動きを工夫したりして攻防を楽しんでいきました。

平成27年度 実践研究
単元名「スペースフットボール 」第5学年

○ズレることでスペースを生かす
 全てのゴール型ゲームに共通な学習内容である中盤局面の守備を突破する動き方や戦術的な判断を経験できるようにサッカーをもとにした教材をつくりました。守備の突破と的入れを切り離したルール設定にし,シュートかパスかといった状況判断・意思決定を簡易化しました。また,エリアゴールにして,敵に対してズレをつくらないと得点につながらないようにすることで,ボールを持たない動きに目を向けやすくしました。

  
 子どもたちは,「たてズレ」や「横ズレ」という用語を用いながらゲームを楽しんでいきました。
授業後の協議会では,多くの先生方から活発なご意見をいただくことができました。

平成27年度 課題研究
単元名「大変だ!!□□」第5学年

○「何をしているかよくわからない」を解消し,抽象題材における意味世界を共有しやくしました。
 ・問いと視点を共通の手がかりとした学習展開の工夫
 ・イメージボードづくりの工夫

○「恥ずかしさ」を軽減し,表現活動に入りやすくしました。
 ・心ほぐし、コミュニケーションの活性化、表現性の体得をねらったダンスW‐up(体ほぐしの運動)の内容の吟味

  
 子どもたちは自分たちのテーマにこだわりながら活動していくことができました。

平成26年度 実践研究
単元名「The 対決 」第5学年

○速さ,向き,表情,ストーリーを手がかりに
 「対決」で表現する“緊張した感じ”を全員で共有することで,表したいことをはっきりさせました。また,子どもたち自身が手がかりを用いて,イメージとその特徴に合った動きを試行錯誤していく単元をデザインしました。教師も手がかりに立ち返りながらかかわることで,何をどのように表現していくのかという表し方を考えやすくしました。
  
 子どもたちは「対決」の即興性を楽しみながら活動していきました。
平成26年度 課題研究
単元名「自分のリズムでノリノリダンス」第4学年

○リズムに乗りながら,多様に動きを広げられるかな
 リズムダンスの授業では,弾んで踊る,気分として乗っているだけで終わってしまうことがあります。そこで,小中一貫カリキュラムにもとづき,リズムの特徴と同時に身体部位の表現性にも着目しながら学習を進めていくことにしました。
 リーダーを交代しながらグループで踊る活動設定にしたり,多様な動きを捉えやすくするために掲示物を工夫したり,人と違う身体の使い方を積極的に価値づけたりしたことで,身体の各部位を意識しながら,即興的に踊ることができるようになりました。また,ランダムにグループ分けできるソフト「くじびきちゃん」の開発により,いつでも誰とでもすぐにグループになって踊ることができるようにしました。

 
 
平成25年度 課題研究
単元名「チームでハイジャンプ!」第5学年

○自分の運動をより正確に評価するために
 走り高跳びの学習では,運動の技能理解と結果がうまく結びつかないことがあります。そこで,跳躍時に気をつけたい視点を宣言する意識化,グループボードにコツを書き込んでいくことによる言語化,デジカメの動画スロー再生機能の活用による再現化を手立てとして用意しました。「自分の課題はどこにあるのか」「課題をクリアするために何を気をつけるか」を明確にしながら学習を進めることができました。

 
 

平成25年度 実践研究
単元名「みんなフォークダンサー!」第5学年

○フォークダンスって何をしていることなの?
 フォークダンスを「○○なことをしながら,リズムを共有することができるかどうか」に挑戦している運動と捉えました。単元を通して,ジェンカ,タタロチカ,キンダーポルカ,マイムマイム,エース・オブ・ダイヤモンド,パティケーク・ポルカ,バージニア・リールの7曲の外国民踊を踊りました。それぞれの曲目の歴史的・文化的特徴を捉えながら「リズムを共有できるかどうか」という課題を大切にして学習を進めました。

   

○いつでも,どこでも,誰とでも
 
口伴奏をしたり,目線を合わせたりするなどのリズムを共有するための工夫をしながら簡単なステップを身に付けていきました。パートナーチェンジで交流そのものを楽しんだり,相手に合わせて工夫をかえたりして,くり返し踊って楽しむことができました。
平成24年度 課題研究
単元名「トライ!トライ!トライ!」第3学年

○何に挑戦する運動なのですか?
 タグラグビーを「前パスをしないで前進できるかどうか」という課題に挑戦する運動であると捉えて単元を構成しました。相手のかわし方を考えることを通して,前進の仕方を身に付けていきました。

   

○3Dボードでチームタイム?
 ボール運動領域では,学習カードで考えた作戦がゲームで反映できないことがよくあります。そこで,考えた作戦を実際のコートでの動きとして捉えやすくするために3Dボードを用意しました。体の向きやねらうスペースなど話し合う内容が具体的になりゲームでの動きが意図的になりました。

 

子どもたちは「サポート」や「ダミー」という言葉を使いながら,動きや動き方を身に付けていきました。


岡山大学教育学部附属小学校

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