岡山大学文学部人文学科に入学された皆様は、2年次の第1・2学期には「地理学・社会学・文化人類学・社会文化学分野の配属となります。この2年次の第1・2学期においては、概説科目を中心に履修することになります。「人文学概説(人文地理学a、b)」、「人文学概説(自然地理学a、b)」のほか「人文学講義(地誌学a、b)」が開講されています。これらは地歴科及び社会科の教員免許取得に必要な授業科目でもあります。また、これらの授業科目は、「地域調査士」資格取得にも必要な科目です。
その後、2年次第3学期からは、本格的な地理学の授業を履修することになります。アクティブ・ラーニングの典型となる授業としては、2年次の第3・4学期および3年次の第1・2学期に開講される実践演習「実践演習(地理学野外実験a、b)」があります。この授業では、近隣の地域に赴き、ほぼ半年をかけて詳細な地域調査を行っています。その成果は、毎年、報告書としてまとめられています。「学生の研究活動」をご参照下さい。そのほか大学を離れての授業としては、3年次の夏期休暇中に岡山県外の地域に出かけ地域調査を行う「実践演習(地理学野外実験・集中講義)」も開講しています。また、2年次の第3学期から履修する「実践演習(地理学a、b)」は、地図学演習のほか地理学研究法など卒業論文作成に向けたゼミ形式の演習となります。
3年次第3学期からは、「課題演習(地理学)」において卒業研究を進め、4年次に卒業論文の執筆および提出を目指します。
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地理学教室の標準カリキュラム
地理学野外実験の一コマ(福岡県久留米市にて))
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