ハンチントン舞踏病
(HTT遺伝子CAG反復配列解析)

平成25年8月1日より

外注会社 : SRL

臨床的意義: ハンチントン病は、常染色体優性遺伝形式の進行性神経変性疾患です。主症状は舞踏運動等の不随意運動、精神症状、認知障害などで、浸透性は 100%とされています。また、世代を経るごとに、発症年齢が早まる表現促進現象が見られ、父親からの遺伝ではより顕著になるとされています。ハンチントン病の原因遺伝子は4番染色体短腕(4p16.3)に局在するHTT遺伝子で、この遺伝子内の不安定な CAG 三塩基反復配列(triplet repeat)が異常伸長することにより発症します。CAG 反復配列(リピート数)は、正常型アレルでは 26 回以下、変異型アレルは 36 回以上と分類されており、リピート数が多いほど発症年齢が若いという傾向があります。本項目は、ハンチントン病の鑑別診断に有用なHTT遺伝子の CAG 反復配列を解析いたします。

試験管:SRL(C

 

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