絨毛染色体検査(POC)

外注先: SRL

臨床的意義:
一般的に、流産の60~80%は、卵子減数分裂における分配エラーによる染色体異数性に起因している不育症は「妊娠はするが、流産・死産を繰り返し生児が得られない状態」と定義されている。その原因としては、抗リン脂質抗体症候群、子宮形態異常、夫婦の染色体異常などがある。
本検査は、流産胎児由来組織の染色体核型分析を行っている。2回目の流産で本検査を行い、染色体の異数性が判明すれば両親由来の要因による流産を否定できる。また、染色体が正常であれば、抗リン脂質抗体や子宮形態の他、内分泌代謝異常、血液凝固異常などの検査に進み、これらを要因とする流産の可能性を探る。

測定方法: G-band

測定機器: 

測定試薬: 

検体種別: 組織 1.0 cm角 SRL(H

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