UDPグルクロン酸転移酵素28,6遺伝子多型解析
平成21年8月19日より平成30年8月20日まで
外注会社 : SRL平成30年8月20日まで)
測定方法:インベーダー法

平成30年8月21日より院内実施

測定機器:
i-densy IS-5320アークレイマーケティング(株))

測定方法:Quenching Probe


臨床的意義: 
UDPグルクロン酸転移酵素(UGT: uridine diphosphate glucuronosyltransferase)のひとつであるUGT1A1には遺伝子多型が存在します。UGT1A1遺伝子多型(UGT1A1*28 とUGT1A1*6)は、抗がん剤「イリノテカン塩酸塩水和物」の代謝に関与しており、それらの遺伝子多型をもつと好中球減少などの重篤な副作用リスクが高まることが報告されています。本検査は、UGT1A1遺伝子多型(UGT1A1*28とUGT1A1*6)を判定することにより、UGT活性が減少している可能性がある患者さんの識別を補助します。

報告報告値

判定

 

-/-

*6*28ともに多型を持たないワイルドタイプ

-/*6

*6のヘテロ接合体

-/*28

*28のヘテロ接合体

*6/*6

*6のホモ接合体

*28/*28

*28のホモ接合体

*6/*28

*6へテロと*28へテロを併せ持つ複合へテロ接合体

試験管:(紫)EDTA-2Na入り試験管

 

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