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よくあるご質問

よくあるご質問

Q:学芸員課程では何を学ぶのですか?
A:学芸員にとって必要となる資質と基礎的知識・博物館資料に関わる基礎的技能について学びます。
平成25年度以降の必修科目としては「生涯学習社会論」「博物館概論」「博物館資料論」「博物館経営論」「博物館資料保存論」「博物館展示論」「博物館による学習支援」「博物館情報・メディア論」「博物館実習(人文系/自然系)」を開講します。多角的視点から博物館の過去・現在・未来について座学や実践を通じて学び、考えていきます。「博物館」といっても歴史博物館や資料館、美術館、文学館、自然史博物館、科学館、動・植物園、水族館等というように非常に幅広い分野が含まれます。岡山大学文学部学芸員課程では文学部、理学部、教育学部の学生が学んでいます。したがって博物館実習に関しては、文・教育学部生は人文系博物館実習(文学部開講)、理学部生は自然系博物館実習(理学部開講)を履修します。
Q:人文系博物館実習を履修すれば古文書を読めるようになりますか?
A:基礎的な取り扱い方法について学びますが、読む力を養うには専門領域で深く学ぶ必要があります。
人文系博物館実習では博物館資料としての古文書等の基礎的な取り扱い方法について学びます。古文書を読む力を養いたい場合は、日本史等の専門領域で深く学ぶ必要があります。 一般的に学芸員になるためには、学芸員資格の取得だけでなく、専門領域(学問領域)に関する研究能力を十分に養う必要があります。
Q:学芸員課程でのおすすめの学習法はありますか?
A:授業で学んだことを生かして博物館を見学したり、ボランティアに参加したり、積極的な姿勢で取り組むことが大事です。
常日頃から博物館を見学する姿勢がとても大切です。学芸員課程での学びを通じて、博物館に対する見方も変わってくるはずです。
授業で学んだことをぜひ実際の博物館で確認・検討してみてください。
また博物館は展示だけでなく、友の会や各種ボランティアといった一般市民が参加可能な活動をしばしば行っています。こうした機会は学芸員課程の学生にとっても、博物館の世界がぐっと身近なものとなりかつ博物館や学芸員に関する理解が深まる大きなチャンスです。積極的に活用することをおすすめします。