国立大学法人 岡山大学

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国際シンポジウム 「ケアエコノミー 持続可能な開発目標達成へ向けて」

【日時】2019年2月20日(水)13:30~16:30

【場所】岡山大学創立五十周年記念館 金光ホール(岡山市北区津島中1-1-1) 

【概要】
 日本で, また世界で, 家事や育児・介護・看護の多くは女性によって家庭において無報酬でおこなわれています。この無償ケア労働(アンペイド・ケアワーク)に日本人女性は1日平均3時間28分を費やすのに対して男性は1日平均44分。男性が有償労働に費やす時間は女性より長いですが, 無償・有償労働の合計時間は女性の方が長く、女性の方が多く「働いて」いることになります(平成28年『社会生活基本調査』)。

2015年に採択された持続可能な開発目標(SDGs)では公共のサービス, インフラ, および社会保障政策の提供を通じて女性によるアンペイド・ケアワークの負担を減らし, 家庭と公共のサービスで, あるいは男女間でケアの分担を奨励しています(SDGターゲット5.4)。本イベントでは、SDG5.4の奨励から発生する経済活動「ケアエコノミー」への理解を広め、日本を含むアジア諸国の例を中心に新たな研究課題や、研究成果と政策との連携強化についての議論を予定しています。

【スケジュール】
12:30-13:30 受付

13:30-13:50 開会挨拶・開催趣旨説明  槇野博史(岡山大学 学長)

13:50-14:50 基調講演 「ケアエコノミーと持続可能な社会」 米国・アメリカン大学マリア・フロロ教授 

14:50-15:00 休憩

15:00-16:15 パネルディスカッション 「持続可能な社会:ケアの民主主義、経済・社会政策」

<パネリスト> 
カナダ・トロント大学  イト・ペン教授

韓国・高麗大学校  Hee-Kang Kim教授 

国連人口基金 アジア太平洋地域事務所 人口高齢化と持続可能な開発に関する地域アドバイザー 森 臨太郎氏

国際労働機関 駐日事務所 駐日代表 田口 晶子氏

<モデレーター>
岡山大学グローバル・パートナーズ講師 山本由美子

16:15-16:30 閉会挨拶  横井篤文(岡山大学 副学長(海外戦略担当))

【言語】 日本語・英語(同時通訳有)

【対象者】どなたでもご参加頂けます。

【申込方法】以下のメールアドレスへ参加の旨、ご連絡下さい。
      Email:yumikoyamamoto@
      ※@の以下にokayama-u.ac.jpを付加してください。

【参加費用】無料

【主催】国立大学法人 岡山大学

【後援】G20岡山保健大臣会合支援推進協議会

添付ファイル

20190220InternationalSymposium.pdf

本件担当

岡山大学グローバル・パートナーズ 山本由美子
TEL: 086-251-8557
Email: yumikoyamamoto@
※@の以下にokayama-u.ac.jpを付加してください。