国立大学法人 岡山大学

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第75回SDGs岡大サイエンスカフェ『これからの移動手段を考える ―エンジン熱効率向上の取組を加えて―』『未来の酵母は何をもたらすのか?』

 岡山大学は、研究者が本学の学術研究成果を、コーヒーなどをともに飲みながらリラックスした雰囲気の中で市民の方に平易な言葉で分かりやすく解説する「岡大サイエンスカフェ」を2006(平成18)年から開催しており、現在では、毎回100名を超える来場者で賑わう人気イベントとなっております。
 75回目の開催となる今回も、SDGsに関連し、かつ市民の方の関心の高い「これからの移動手段を考える ―エンジン熱効率向上の取組を加えて―」及び「未来の酵母は何をもたらすのか?」をテーマとし、開催します。是非、ご参加ください。

【日 時】 2020年1月30日(木)18:00~19:30

【場 所】 岡山大学創立五十周年記念館 (岡山市北区津島中1-1-1)

【内 容】
 テーマ1 ) これからの移動手段を考える ―エンジン熱効率向上の取組を加えて―

【講 師】 岡山大学大学院自然科学研究科  研究教授  河原 伸幸

【概 要】
  自動車産業は、「100年に一度の大変革の時代」と言われる状況にあります。地球温暖化、少子高齢化、地方の過疎化などの要因により自動車、交通手段においてもさまざまな対応が迫られています。地球温暖化対策として、「EVシフト」も要望されています。しかし、EV(電気自動車)を使うことだけでは地球温暖化は解決できません。このような状況の中、「これからの移動手段」を参加者の皆さんと一緒に考えたいと思います。加えて、私の研究テーマであるエンジン(内燃機関)の熱効率向上に向けた取組も少しだけお話させていただきます。

 テーマ2 ) 未来の酵母は何をもたらすのか?

【講 師】 岡山大学大学院環境生命科学研究科  准教授   守屋 央朗   

【概 要】
 酵母はパンやアルコール飲料の製造に欠かせない有用微生物です。酵母の細胞は単純なのにヒトの細胞と共通の部分が多いことから、細胞の機能を知るための「モデル細胞」として徹底的に調べられています。その過程で大隅良典博士の研究など、数々のノーベル賞の対象となる研究が生まれました。今、研究の最先端では、酵母の機能をコンピュータ上で再構築したり、人工的に改変したりする研究が進んでいます。本講演ではこれらの研究を紹介しながら、「未来の酵母」は人類に何をもたらすのかを考えたいと思います。

【申込方法】「岡山大学研究推進機構」宛、下記のいずれかの方法でお申し込みください。
岡大サイエンスカフェお申込みフォーム
・TEL: 086-251-7112
・E-mail: sciencecafe◎okayama-u.ac.jp
(氏名、連絡先、自動車で来られる方は明記ください)
  ※@を◎に置き換えています。

【参加費】 無料

【申込締切】 2020年1月27日(月)17:00

【対象者】 サイエンスに興味のある方ならどなたでも歓迎いたします。

● 詳細は、添付ファイル岡山大学研究推進機構HPをご覧ください。

【参照リンク】岡山大学研究推進機構HP

添付ファイル

sciencecafe75.pdf

本件担当

岡山大学 研究推進機構 
吉田・松田
TEL:086-251-7112
FAX:086-251-8467
メール:sciencecafe@
   ※ @の後にokayama-u.ac.jpを付加してください