第7回:岡山リビングラボ×ももスタ×‐Ceed 「アントレプレナーシップを学ぶ」実践的プログラムの開催について
【日時】2021年2月26日(金)18:00~20:00(2時間)
【開催方式】オンライン(ZOOM)
【講師】(敬称略)
神戸大学 バリュースクール 客員教授 佐藤正和
【概要】
岡山ラビングラボとおかやまスタートアップ支援拠点運営委員会(ももスタ)が今年度、技術革新が加速する現代において必要とされる Entrepreneurship と Intrapreneurship の双方の育成を目的として開催中の「アントレプレナーシップを学ぶ」実践的プログラム。
今回は、起業者を成功に導く新たな理論として近年注目されている「エフェクチュエ―ション(Effectuation)」の考え方について学びます。
エフェクチュエ―ションは、2008年にインド人経営学者サラス・サラスバシーによって提唱された意思決定/思考プロセスの理論です。世界的に優れた起業家に共通する意思決定の仕組みを誰にでも学べる概念として抽出、体系化されたもので、海外ではすでに350を超える大学でテキストとして採用されています。日本国内では2015年に翻訳書が発売され、実例研究が始まったばかりです。
新型コロナの感染拡大等による社会経済環境の変化など、先行きが見通しにくい現代において、あらかじめ事業のゴールや結果を設定して事業化に取り組む「コーゼーション(Causation)」の考え方では、ゴールそのものが変化してしまったり、適切な手段を選択することができなかったりして事業化がうまくいかないおそれがあります。これに対し、エフェクチュエ―ションは起業家が持っている手段をベースに、社会環境の変化に合わせて事業内容を臨機応変に変えながら事業化の可能性を追求していくものであり、事業化の確率を高めることができると考えられています。
今回はエフェクチュエ―ションの実践に関する数少ない専門家であり、自身もこれまで国内外にて20以上の分野で事業創造の経験を持つシーケンシャルアントレプレナーでもある佐藤正和 氏をお招きしてお話を伺います。
このプログラムは事業会社における新規事業開発の担当者の方や起業を考えておられる方はもちろん、岡山大学の学生・教職員、他大学の学生や全国の中高生、行政や企業の社会人など幅広い方々のご参加をお待ちしております。
第7回テーマ:「人間の未来を切り開く起業家的思考 ”エフェクチュエーション” を学ぶ」
【参加費】無料
【参加者数】先着100名
【申込方法】以下のURLから申し込みください(申込締切日時:2月25日(木)12:00)
https://forms.gle/BNeKsbxGEBsdaoiP8
【主催】岡山リビングラボ、おかやまスタートアップ支援拠点運営委員会(ももたろうスタートアップカフェ)、岡山大学‐Ceed
本件担当
岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科 准教授(特任) 志水武史
shimizu.takeshi◎okayama-u.ac.jp
岡山大学全学教育・学生支援機構 助教(特任) 鈴木 真理子
suzuk-m1◎okayama-u.ac.jp
※@を◎に置き換えています。