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特別講演会「最後の素粒子 ヒッグス粒子」を開催

 本学は8月1日、特別講演会「最後の素粒子 ヒッグス粒子」を創立五十周年記念館で開催しました。物理学の標準理論で17種類あるとされる素粒子のうち、唯一見つかっていなかった「ヒッグス粒子」とみられる新粒子を国際研究チームが発見したことを受け、実験に参加した理学部附属量子宇宙研究センター長の中野逸夫教授が発見の意義などを語りました。
 本学学生のほか、高校生や一般の人ら約350人が聴講。中野教授の講演に先立ち、石野宏和・理学部物理学科准教授が「宇宙から探る素粒子物理」と題し、素粒子の大きさや種類、それを見るためになぜ高エネルギー加速器が必要かなどをわかりやすく説明。「素粒子物理学によって宇宙の起源解明にもつながる」と話しました。
 続いて中野教授が講演。質量の起源とされるヒッグス粒子について解説した上で、大型加速器LHCを使った国際チームの実験において、自身が開発に携わった検出器の仕組みを詳しく説明しました。中野教授は「『大発見した』で止まっていられない。研究はこれから始まる」と強調し、「新粒子の属性をさらに調べ、ヒッグス粒子であると真に特定していくことが必要」と述べました。さらに高校生や大学生に向けて「ヒッグス粒子以外にも謎の素粒子はたくさんある。ぜひ皆さんも未解明の謎に挑んで」と呼びかけました。


<写真>講演する中野教授

【本件問い合わせ】
自然科学研究科等理学部事務室
TEL:086-251-7764