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平成21年度秋季岡山大学大学院入学式を挙行

 10月8日、平成21年度秋季岡山大学大学院入学式を挙行しました。台風一過の晴天に恵まれ、さわやかな空気の中での入学式となりました。

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学長式辞の全文を掲載いたします。

 本日、ここに、平成21年度岡山大学大学院の入学式を挙行し、54名の優秀な大学院生を仲間に迎えることができましたことは、本学にとりまして誠に慶ばしいことであり、本学を代表して心から歓迎を申し上げる次第です。
さて、諸君らは既に4年あるいは6年間の大学教育課程を修められ、さらに大学院に入学・進学された方々ですから、勉学の必要性については改めてお話しする必要はないと思います。
 諸君たちが大学院課程の学生として、新たに出発されるにあたって、 私がここで申し上げておきたいのは、大学院での勉学は学部課程のそれと質的に、そして社会の期待が全く異なるということを強く自覚しておいていただきたいということです。
 大学院における教育目的は、高度職業人ならびに次世代研究者の育成です。そのためには、まず豊富な知識の摂取と蓄積が必要となることはいうまでもありません。平素から積極的に知識の獲得を心掛けていただきたいと思います。また、大学院課程における勉学の最大の特色は、創造性の涵養でありますが、これは、受動的な勉学からは決して達成できません。既成の、知識、価値に妥協することなく、自ら課題を探求し、それに挑戦するという強い信念が必要です。
 人類社会は、有史以来、たゆまざる「知」の創成によって、今日の繁栄を築いてきました。諸君たちには、人類社会が蓄積してきた「知」の持つ意味を学ぶだけでなく、自らが新たな「知」の創成者となるべく主体的に日々研鑽していただきたいと思います。
 我が国は、明治維新、第二次世界大戦という、二度の大きな歴史的混乱期を自らの力で乗り切り、奇跡的ともいわれる発展、復興を実現してきた希有の実績を持つ国です。いずれのときも、その原動力となったのは、前進への揺るぎない自信とそれを支えた高い知性であったと思います。今日の世界は、諸君もご存じのように、大きな混乱と展望の拓けない深い闇の中にあるように見えます。このような時期こそ、我が国は、先人たちにならい使命感を持ち、未来を切り拓く努力をしなければなりません。
 諸君たちは、そのためのリーダーとなるべく選ばれた方々です。大学院課程の勉学を通して、この国の将来と世界の発展の基礎となる高い学術上の成果を挙げ、社会の期待に応えていただきたいと願います。さらに、付け加えて諸君に望むことは、これらの勉学とともに高潔な人格を養っていただきたいということです。真のリーダーとなるためには、高度な専門知識に加えて豊かで高い人格が要求されるからであります。
 諸君たちが次世代の人類社会の発展に主体的に参画するべく、大きな志をもって日夜研鑽を積まれることを期待して、歓迎の言葉といたします。

平成21年10月8日

国立大学法人岡山大学長 千葉 喬三


【本件問い合わせ先】総務・企画部総務課総務係(TEL:086-251-7004)