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中・四国地方初の脳死心臓移植が無事終了 国内4例目

 岡山大学病院は12月7日、拡張型心筋症の10代少女に脳死下心臓移植手術を行い、無事終了しました。(ドナー:10代男児、提供施設:長崎医療センター)中・四国地方での脳死下心臓移植手術は初めてで、15歳未満の子どもからの脳死移植は国内4例目です。
 手術は、大学院医歯薬学総合研究科の佐野俊二教授(心臓血管外科学)ら移植チームによる約30人体制で、同日午前8時35分から11時57分まで実施。手術後の会見で、佐野教授は、「提供された臓器の状態が非常に良かった。拒絶反応や感染症などに細心の注意を払う必要があるが、順調に回復すれば2、3カ月後に退院できる見込み」と話しました。少女は、拡張型心筋症のため、内科的治療の限界により移植の方法しかないと判断し、2011年7月に臓器移植ネットワークに登録、待機していました。
 これまで3例ある15歳未満の子どもからの脳死心臓移植は、東京大学医学部附属病院と大阪大学医学部附属病院で行われていますが、岡山大学病院での手術が無事に実施されたことで、中四国地方に住む同じような状況の患者さんにとって遠方へ治療に赴く経済的・精神的負担が軽減されることになります。

【本件問い合わせ先】
岡山大学病院病院長室
TEL:086-235-6749

(13.12.11)


心臓移植手術の様子


ヘリコプターで到着した心臓を運ぶスタッフ