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沈教授、菅助教の光合成研究成果がScienceに掲載されました

 本学大学院自然科学研究科(理)の沈建仁教授、菅倫寛助教と中国科学院植物科学研究所の共同研究グループの研究成果が5月29日、米国の科学雑誌「Science」のResearch Articleに掲載され、同誌の表紙でも紹介されました。

 今回、沈教授らの研究グループは、光合成で二酸化炭素を糖に変換するために必要な還元力を作り出している光化学系I(PSI)という巨大タンパク質複合体の構造を解析。155個のクロロフィル分子を同定し、これまで分かっていなかった多くのカロテノイド、脂質分子などの配置を明らかにしました。

 記者会見を行った沈教授は「光エネルギーを100%に近い高効率で利用するタンパク質複合体の構造は、これまでの長い年月で遺伝子上に刻まれた進化の神秘。本研究成果は、光合成の機構を理解するだけでなく、光エネルギー利用効率の向上に重要な知見を与えることになる」と話していました。

プレスリリースはこちら

本発表は、アメリカのワシントン・ポスト紙でも紹介記事が掲載されました。

【本件問い合わせ先】
 大学院自然科学研究科(理)教授 沈 建仁(しん けんじん)
 TEL:086-251-8502

(15.05.29)


解析した光化学系Ⅰの結晶構造


会見(26日)する沈教授(左)と菅助教