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岡山大学病院で国内最年少の脳死肺移植手術に成功

 岡山大学病院は5月11日、広島県内の病院で脳死と判定された6歳未満の男児から提供された両肺を、1歳の女児に移植する手術に成功しました。脳死による肺移植では、国内最年少です。
 移植を受けた女児は生後まもなく呼吸状態が悪化し、肺の血管が詰まって心機能が低下する肺高血圧症と診断され、薬物療法などの治療を受けながら移植の機会を待っていました。手術は11日午前9時過ぎから始まり、約6時間半後の午後3時半ごろに無事終了しました。約2か月で退院できる見通しで、両親は「いただいた肺は娘と一緒に生きていってくれると思います。男の子の分まで一緒に遊んで大きくなってほしい」と話していました。
 執刀した臓器移植医療センターの大藤剛宏教授は、「亡くなられたお子さんの尊い命とご家族の気持ちを、患者さんにつなぐことができてほっとしています」と話しています。肺移植患者のこれまでの最年少は、当院で2014年9月に生体肺移植を受けた2歳男児でした。

【本件問い合わせ先】
岡山大学病院 企画・広報課
TEL:086-235-6749

(17.05.22)


1歳女児への肺移植手術を行う大藤剛宏教授(右)ら