令和元年度地域活性化システム論
令和元年度「地域活性化システム論」は、下記の全3日間の日程で開催されました。
【第1回講義】
日 時:令和元年10月12日(土)13:00~17:00
会 場:岡山大学 農学部3号館4階「多目的室」
テーマ:「耕畜連携による岡山県農業の展開可能性」
概 要:「わが国は,カロリーベース総合食料自給率が38%(平成29年度)と低い水準にある。周知の通り,その大きな要因が,わが国の飼料自給率の低さにある(26%)。今後,耕種部門と畜産部門が連携して,飼料自給率を高めることが肝要である。岡山県における耕畜連携の現状と課題について議論する。」
講師:
1.仁科 由佳里氏(岡山県農林水産部農産課農産振興班主幹)
2.三木 隆司氏(岡山県農林水産部畜産課生産振興班副参事)
3.目瀬 勤氏(一般社団法人岡山県畜産協会経営支援部経営対策班審議役)
コーディネーター:横溝 功氏(岡山大学大学院環境生命科学研究科(農学部)教授)
第1回講義のポスターはこちら
【第2回講義】(第18回岡山大学農学部公開シンポジウム)
*「創立70周年記念岡山大学ホームカミングデイ」と同日開催
日 時:令和元年10月26日(土)13:00~17:00
会 場:岡山大学 農学部3号館4階「多目的室」
テーマ:「学士農業のススメ」
概 要:農業従事者の高齢化と後継者不足による農業就業者人口の減少が危機感をもって論じられるようになって久しい。しかし,最近になって「生業」としての農業を見直す動きが増え始めており,Uターン・Iターンによる若手就農者が少しずつではあるが,各地で増え始めている。本学部でも卒業後や大学院修了後あるいは数年間企業等に就職して社会経験を積んだ後に就農して,活躍する卒業生が徐々にではあるが増え始めている。農業者として活躍する卒業生に加えて農水省から後継者担当を迎えて,大学で学んだことを生かした「就農」という生き方について考えてみたい。
講 師:
1.佐藤方行氏(農林水産省 経営局 就農・女性課 農業教育グループ)
2.尾崎英治氏 徳島県(イチゴ)
3.稲角大地氏 広島県(ミカン)
4.高原弘雅氏 岡山県(イチゴ・ブドウ)
コーディネーター:吉田裕一氏(岡山大学大学院環境生命科学研究科(農学部)教授)
【第3回講義】
日 時:令和元年11月9日(土)13:00~17:00
会 場:岡山大学 農学部3号館4階「多目的室」
テーマ:「地域資源再生~付加価値の創出」
概 要:持続可能な地域づくりには地域資源の活用が不可欠である。放棄されていた荒廃茶園(こうはいちゃえん)を復活させ,希少価値の高い国産紅茶「高梁紅茶」として商品化に成功した活動を事例に,地域資源活用の可能性を議論する。
講 師:1.藤田 泉氏(百姓のわざ伝承グループ代表)
2.二階堂裕子氏(ノートルダム清心女子大学文学部現代社会学科教授)
コーディネーター:駄田井 久氏(岡山大学大学院環境生命科学研究科(農学部)准教授)
第3回講義のポスターはこちら
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本件担当
岡山大学農学部事務室(総務担当)
TEL:086-251-8282