勝負砂古墳第4次調査・二万大塚古墳第4次発掘調査 概要報告

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3.武器

 鉄鏃、短刀が出土している。

 鉄鏃は、形態が明らかなものとしては細根長頸柳葉式のみで、箆被関部はすべて段状である。

 短刀は直刀で、全長36.1cm、刃部幅2.4cm、刃部厚さ1.2cmである。柄に木質が残存し、撚り糸を巻いているのが確認できる。




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