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キャンサーボード (Cancer Board)とは
がんの診断・治療について単一科の医師だけでなく、がん医療に携わる専門職が職種を越えて集まり、患者様の症状・状態を把握し、治療方針などを検討する場がキャンサーボードです。当院では臓器・分野別のキャンサーボード(毎週もしくは隔週1回開催)と総合キャンサーボード(2ヶ月に1回)を開催しております。
なぜキャンサーボードが必要か?
がんの治療には、手術、抗がん薬治療、放射線治療、造血細胞移植などがあります。それぞれの領域の進歩は非常に早いため、単一診療科だけでなく、複数の診療科が積極的にひとりの患者様の治療に関わることで最良の医療が提供できると考えています。また、ペインコントロール、緩和的治療、リハビリテーション、経済面など患者様の生活の質を考慮した治療方針の決定には、職種を越えてメディカルスタッフ同士での意見交換と情報共有が必要です。
キャンサーボードはいつ開催されるか?
当院では主に週1回の臓器・分野別キャンサーボードに加え、2ヶ月に1回(原則金曜日の18:00〜)事例検討・レクチャーを行う総合キャンサーボードを開催しています。また、緊急に検討が必要な患者様がいらっしゃった場合、臨時キャンサーボードを開催しています。
臓器・分野別ボード | 総合キャンサーボード | 臨時キャンサーボード | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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2ヶ月に1回 金曜日 18:00〜 ・事例検討 ・レクチャーなど |
緊急で複数診療科・部門での討論の必要な患者様について(随時) |
総合キャンサーボード 講義動画
※テーマをクリックすると各回の講義動画が再生されます。
他医療機関からのご参加をお待ちしております!
当院は、都道府県がん診療連携拠点病院に指定されており、この総合キャンサーボードは地域がん診療における情報共有の役割も担っております。岡山大学病院のスタッフだけでなく紹介元を含めた他医療機関からの参加もあり、活発な議論をしています。随時総合キャンサーボードの日程を更新いたしますので、他医療機関で医療に従事される方も是非ご参加ください。更に、臓器・分野別キャンサーボードにも、他医療機関からのご参加をお待ちしております。検討が必要な患者様がいらっしゃいましたら、当院医事課診療支援担当までご連絡ください。折り返し詳細な日時と開催場所をお知らせいたします。
*県北地域に向けた講義の遠隔配信も実施しております。●会場●金田病院、新見公立大学
お問い合わせ先
岡山大学病院医事課 診療支援担当
TEL:086−235−7072
E-mail:sinryousien@(※ E-mailアドレスの末尾には adm.okayama-u.ac.jp をお付けください。)