岡山大学では組換えDNA実験を管理するために、組換えDNA実験安全管理委員会を設置しました。組換えDNA実験をするためには、教育訓練を受講し、組換えDNA実験計画書を申請する必要があります。
組換えDNA実験の教育訓練は法令遵守の為に必ず受講してください。定期的に開催しており、開催通知は各部局の庶務課より行っています。なお、2018年度より、更新の方を対象とした再教育訓練も開催しています。
日程はこちら
・組換えDNA実験計画申請Webシステム
(こちら)
お知らせ
① 2/29より実験従事者のみ変更する場合における申請手続きを簡略化するため、承認された申請書の第二種使用する場所の申請と実験従事者の変更の申請を分割しました。
実験従事者のみの変更の場合は実験従事者の追加を選択いただくことで、より迅速な承認が可能となりました。
② 申請書の一覧表記載における負担軽減のため、「遺伝子組換え生物等の一覧表の記載例」としてよくある核酸供与体、供与核酸、ベクター、宿主をピックアップしました。
こちらに記載のものについては、コピーアンドペーストで申請書に記載いただき、申請いただくことが可能です。
申請フォーム右側の「記載例を見る」内の「遺伝子組換え生物等の一覧表の記載例(xlsx)を見る」をクリックしてダウンロードいただきご活用ください。
③ お盆と年末年始の大学の休業期間を除き、木曜日までに安全主任者から届いた申請書を部門担当者が確認の上、これらの申請書は次週に本審査を開始しています。
その他の各担当者の確認期間の目安は、地区担当者が1−3日、安全主任者が1週間程度になっています。
本審査開始から2週間以内には承認手続きが完了しています。
以上の状況を踏まえて、計画的に組換えDNA実験申請書をご提出ください。
また、各担当者からの修正依頼が複数回ある申請書は、承認までの時間がかかっていますので、安全主任者等とご相談いただき、十分な確認の上、申請書をご提出ください。
④ 鹿田地区の「動物作成実験」のうち、遺伝子組換え動物の搬入のみの申請書は動物資源部門の平山先生が部局の安全主任者の先生の代わりに申請書の事前審査をご担当いただくことになりました(申請画面にて「動」というマークが表示されます)。
つきましては、鹿田地区に所属する申請者のうち、遺伝子組換え動物を搬入する申請書をご提出される先生は、安全主任者欄に平山先生をご選択ください。
特に、鹿田地区の飼養施設や実験室に遺伝子組換え動物の搬入を急がれる場合は、必ず動物作成実験だけの内容にして、かつ、安全主任者欄を自然生命科学支援センター 平山先生を選択してください。この条件を満たす申請書は、動物資源部門にて組換えDNA実験申請書と動物実験申請書の両方が迅速に承認されるように、組換えDNA実験の安全主任者として事前確認をご対応いただけることになりました。
注意喚起
オートクレーブ処理は、121℃、20分で不十分な事例や未処理での廃棄の事例等が発生し、拡散防止措置の違反が全国的に複数回発生しています。
それを受けて、例えば「121℃、60分、土壌容量:12.5 L以下、土の含水量50%以下、滅菌パックの口を開放する」、「オートクレーブ処理確認用のインジケーターを貼る」等のように再度、注意喚起している大学もあります。
特に文部科学省は、使用する生物・資材等に応じた不活化の条件検討を徹底するように各大学に指摘していますので、岡山大学の組換えDNA実験従事者の皆様におきましても、オートクレーブが不十分あるいは未処理のまま廃棄されることがないように、コンプライアンスの徹底をお願い致します。
申請書作成に関する注意事項
1. Webシステム認証は、岡山大学の職員に付与されている全学ID及びパスワードが必要です。
2. 実験期間の延長は、実験期間終了の半年前から受け付けています。通常の変更申請では実験期間を変更しないで下さい。
3.「その他参考となる事項」の「施設の平面図」欄に全ての組換えDNA実験室の図面を添付して下さい。
4. 組換え動物の系統、実験従事者(組換え動物を扱う実験に限る)等は、動物実験計画書と一致させて下さい。不一致がある場合は、動物実験が認められなくなります。
5. 添付図面の拡散防止措置の標識が旧式の表記の書類が多く見受けられます。動物資源部門の施設図面は更新されていますので、新しい図面を添付して下さい。
6. Wordファイル等に添付図面を貼付ける際、一度.jpeg、.tifファイルで保存してから貼付けてください。
7. 該当する組換えDNA実験は下記に従い、一部、記載内容を省略して申請することができます。 (詳細はこちら)
・「その他参考となる事項」に「本実験は学内規則にて定める特性欄を省略可能なものに該当する」と記入する。
・「実験従事者」はTAなど指導的立場の人を記入する。
・ 実習参加者は名簿ファイルを添付する。
・「核酸供与体、供与核酸、ベクターおよび宿主」は別表2に該当する旨が わかるように特性欄に記入 (機能・Accession No.等は省略可) 。例)ベクター欄:pGLO(大腸菌由来の認定宿主ベクター系であり、アンピシリン耐性遺伝子を含む)。特性欄:学内規則にて定める特性欄を省略できるベクターに該当する。
・「遺伝子組換え生物等の特性」「遺伝子組換え生物等を保有している動物、植物又は細胞等」は省略可。例)学内規則にて定める特性欄を省略できる遺伝子組換え生物に該当する。
・ この他は通常通りに記載する (図面の添付は必要)。
提出が必要な書類については、研究交流課(片山様)へお願いします。
様式 | WORD | |
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遺伝子組換え生物等等運搬管理簿 | WORD | |
遺伝子組換え生物等保管管理簿 | WORD | |
実験記録簿 | WORD | |
遺伝子組換え生物等の譲渡に係る情報提供書 | WORD | |
遺伝子組換え生物等の譲渡等届出書 | WORD | |
実験従事者以外の者の実験施設への出入管理簿 | WORD | |
組換えDNA実験室の申請 | WORD |