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2023/12/25 お知らせ

岡山大学病院が瀬戸内市民病院とアプリによる医療連携を開始しました

岡山大学病院は,瀬戸内市民病院とアプリによる医療連携を開始しました。それに伴い,12月21日の定例記者発表の場で会見を行いました。那須保友学長,前田嘉信岡山大学病院長,武久顕也瀬戸内市長,瀬戸内市病院事業管理者の竹内龍三氏が出席し,各機関の取り組みや連携内容,医療情報共有アプリ「NOBORI」について説明がありました。
「NOBORI」は血液検査,レントゲンやCTなどの画像検査データ,薬の処方内容などの医療情報データを患者自身のスマートフォンで閲覧できるサービスで,同アプリを導入している医療機関同士で,患者同意のもと医療情報を共有することができます。岡山大学病院は,2022年5月に国立大学病院では2番目にNOBORIを導入しました。
会見で,那須学長は「本学はデジタル田園健康特区プロジェクトを推進しており,デジタル技術を活用した医療連携を推進しています。今回の瀬戸内市との連携はその一環として捉えています。今後はさらに広く展開していきたいです」と話しました。また前田病院長は「これまで紙ベースで患者情報を共有してきたことが,それぞれの医療機関のカルテ上でデータが共有できるという画期的なシステムであり,患者さんのメリットのみならず,医療従事者にとっても負担軽減につながると期待しています」と説明しました。
岡山大学病院では,診察や会計の待ち時間解消を目的とした通院支援アプリや,医療機関からのオンライン予約システムを導入しており,今後も“デジタル対応力”で選ばれる病院を目指します。


会見に臨む(左から)前田病院長,那須学長,武久市長,竹内氏

医療情報共有アプリ「NOBORI」について

【本件問い合わせ先】
岡山大学病院 企画・広報課
TEL:086-235-6749