大学院ヘルスシステム統合科学研究科 オルガネラシステム工学研究室

研究概要

主に、化学生命工学と細胞生物学に関する研究を行っています。生物の最小単位である細胞はオルガネラ(細胞内小器官)と呼ばれる機能の異なる様々な構造体を含んでいます。細胞が活動する時、様々な物質がオルガネラ間を輸送されます。私達は、この物質輸送制御やオルガネラ形成の機序を解明すること、そして、オルガネラや輸送制御を改変して医薬品や化粧品の開発に役立つシステムを提供することを目指し、研究を進めています。
このような研究を通じ、細胞工学的・遺伝子工学的実験技術から細胞画像や遺伝情報の解析技術までを身につけることができます。

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プロジェクト

新規分泌阻害剤の特徴づけ
ゴルジ体の構造変化と輸送変化、安定発現株作成、遺伝子編集
オルガネラへの薬剤送達
新規動物実験代替法の開発、OECD TG442C, 442D, 442E等の実施
赤潮原因藻ヘテロシグマの有効利用

稼働中の設備など

培養関連
クリーンベンチ、CO2インキュベータ、プラントシテーション、震盪培養装置
遺伝子導入関連
マイクロインジェクションシステム、安全キャビネット
遺伝子発現解析関連
(蛍光)顕微鏡、各種電気泳動システム、(q)PCR、96 wellプレートリーダ (可視光、発光)
その他
ゲル撮影システム、各種遠心機、インキュベータ、デンシトメータ、冷凍庫、冷蔵庫
 
遺伝子導入技術、バイオアッセイを得意としております。ご相談、共同研究承ります。