2月3日、本学教育学部附属中学校は第1学年の総合的な学習の時間で、中国の洛陽市にある洛陽外国語学校で日本語を学んでいる中学2・3年生とオンライン交流授業を実施しました。両校合わせて約350人が交流を深めました。
　開会式では、三村由香里教育学部長が「両校がオンラインで交流できることをうれしく思う。異なる文化や背景の方との交流はとても有意義であり、自国の文化や特徴について考えることにつながる」とあいさつし、交流を歓迎しました。式後のクラス別交流（ブレイクアウトルーム）では、「お正月」「アニメ」「学校生活」「おすすめの食べ物」「故郷」などについて、日本語と中国語でボディランゲージや掛け声も駆使して情報交換し、徐々に心の距離も縮まり、笑顔も増していきました。
　学年担当の梶山和俊教諭は「双方の生徒たちがとても楽しんで交流していた。今後も継続したオンライン国際交流ができるよう、各方面と連携・協働したい」と話しました。
　本プログラムは附属中学校の竹島潤教諭が一昨年末に「令和元年度日中青少年交流促進団」として、同市および同校を表敬訪問し、交流したことが縁で実現。現地との連絡調整には、認定NPO法人岡山市日中友好協会・松井三平専務理事の協力を得ました。附属中学校では、新型コロナウイルス感染拡大予防下においても、オンライン国際交流を工夫・継続しており、3月にも同様の取り組みを検討しています。

○オンライン参加した日中関係者
【岡山（日本）】
・岡山大学大学院教育学研究科長・教育学部長　三村 由香里
・認定NPO法人岡山市日中友好交流協会 専務理事 松井 三平
・岡山大学教育学部附属中学校　校長　前田 潔
【洛陽（中国）】
・洛陽市人民政府外事弁公室 副主任　白 志斌（パイ　シービン）
・洛陽外国語学校 校長　斉 振富（ジイ　チェンフー）
・洛陽市人民对外友好协会 副会長　張 璞（チャン　プー）

【本件問い合わせ先】
教育学部附属中学校　　　
教諭　竹島　潤・梶山　和俊
TEL：086-272-0202