国立大学法人 岡山大学

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ライブイベントで農業活性化を!農園の新しいカタチを提案する岡大生発案の「LiVE FARM PROJECT」プレ音楽イベントを実施

2021年04月19日

 岡山大学の学生らが自らの発案で、地元の農業活性化と文化発信を目指す企画『大自然で音を奏でるライブハウス LiVE FARM』を立ち上げ、その最初の一歩として4月3日、農業法人・果樂株式会社の農園で音楽を奏でるプレイベントを開催しました。
 本イベントは、薬学部4年の大杉貫剛さんと農学部4年脇坂凉奈さんが企画・実行。大杉さんは令和2年度第3学期に開講したアントレプレナーシップ関連教養教育科目「プロジェクト・ゼロ(実践編)」の受講生であり、授業内で、岡山の名産・桃を生産する同社の土居栄太郎代表から提示された課題『果物を通して、ウェル・ビーイングな未来を創り出すために出来ることは何か?』の解決策に向き合う中、脇坂さんと共同で発案したもので、土居代表の協力のもと実現しました。
 二人は岡山イノベーションスクール第5期生でもあり、自分のビジネスプランを語り合ううちに「岡山の白桃文化を沢山の人にもっと知ってもらいたい!そして衰退しつつある農業の魅力と岡山の文化の魅力を繋いでいきたい!」と意気投合。たくさんの人に農業を知ってもらうには現場を見てもらうことが一番と考え、若者にも親しみやすい音楽を掛け合わせ、ライブという形をとることでハードルを下げるというアイデアにより、本企画を行う運びとなりました。
 今回はプレ開催として50人限定でしたが、果樂スタッフの友人・知人で、日頃から音楽活動をしているプロ顔負けの団体5組に出演いただいたほか、岡山大学の学生バンド「夜のコンビニ」も出場し、年齢の壁を越えた一体感のあるイベントとなりました。曲の合間には、授粉作業の体験コーナーや圃場の散策、桃の種類や栽培方法の話などを盛り込み、自然に桃や農業に親しめる趣向が凝らしました。
 参加者からは「桃の圃場を訪れること自体が初めてで、印象的だった」、「自然の中で音楽を楽しめて最高でした」、「農業についての話は知らないことばかりで興味深かった」などの声が寄せられ、農業の魅力と文化をつなぐという目的達成の第一歩となりました。

○次回の開催も既に企画進行中です。さらに多くの人に農業に触れる機会を増やしていくことを目標に「LiVE FARM」PROJECTはこれからも前進を続けます。

◆LiVE FARM のFacebook記事はこちら

◆LiVE FARM の様子が掲載されている果樂のInstagram


【本件お問い合わせ先】
 岡山大学 全学教育・学生支援機構(担当:非常勤講師 鈴木真理子)
 E-mail:suzuk-m1◎okayama-u.ac.jp
 ※ ◎を@に置き換えて下さい。
 HP:https://www.ceed-okayama.org/

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