国立大学法人 岡山大学

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研究担当の那須理事、三野副理事とテニュア・トラック・ジュニア助教の懇談会を開催

2021年05月28日

 本学は5月12日、那須保友理事(研究担当)・副学長、三野元靖副理事(研究・産学共創担当)・調整役と、テニュア・トラック・ジュニア制度で採用した助教との懇談会をオンラインで開催しました。
 テニュア・トラック・ジュニア制度は、若手研究者を支援するため、期間を定めて自立した研究者としての経験を積んでいただくことを目的に昨年度創設し、12人の助教を採用しました(12人のうち2人は今年度から学外へ転出)。
 懇談会では、参加したテニュア・トラック・ジュニア助教8人がそれぞれ近況や研究内容、困っていることなどについて発表。参加者からの「新型コロナウイルス感染症拡大の影響で研究に必要なフィールドワークに制限がかかっている場合がある」という悩みに対し、那須理事は「どうすればコロナ禍であっても円滑に研究が行えるかをみんなで考えたい」とアドバイスした後、「些細なことでも相談に乗る。本学は若手研究者のみなさんを全力で支援する」とエールを送りました。
 本学では、優れた研究を行う若手研究者等に対して、「岡山大学若手研究者育成支援パッケージ」※1や「OUフェローシップ」※2などによる支援を行うことで、更なる活躍の促進に取組んでいます。これからも、「岡山から世界に新たな価値を創造し続けるSDGs推進研究大学」を担う若手研究者の育成とその研究環境の整備を精力的に進めていきます。

※1 岡山大学若手研究者育成支援パッケージ
 45歳以下の若手研究者を対象に2020年度に創設したもので、3つの制度からなる。
①「学術研究支援員事業」:研究専念環境の改善の一環として、研究活動に必要な業務を行う支援者を雇用するための経費を助成
②「研究奨励金助成事業」:若手研究者の自由な発想で挑戦的な取り組みを支援することを目的に、研究代表者として獲得した外部資金の額に応じて研究費を助成
③「若手科学者アカデミー」:優れた実績を有する若手研究者と次世代の担い手となる若手研究者の組織化によるネットワーク構築と人材育成を推進

※2 OUフェローシップ
 博士後期課程又は博士課程に進学する優秀な人材の確保を図るとともに、本学の「重点研究分野」の研究を推進する若手研究者の養成、ひいては、我が国の科学技術・イノベーション創出を担う研究者の養成を目的に2020年度創設。
 対象者には、フェローシップとして、研究専念支援金と研究費を支給・配分するとともに、研究力向上とキャリアパスの支援に向けたさまざまな取組を提供する。令和4年度も実施予定。


【本件問い合わせ先】
研究協力部研究協力課
TEL:086-251-8462

年度