ガーナ共和国の小学校教員ら教育省関係者12人が、本学教員の指導のもと理数科教育を学ぶ研修が7月7日、始まりました。独立行政法人国際協力機構(JICA)の国別研修(Country Focused Training Program)の一つで、昨年に続き2回目。研修期間は、9月8日までの約2カ月間です。
同国では、就学率は向上しているものの、教育の質の改善が課題となっています。研修生は来日前に指導案を作成。研修中に受講した講義など通じ、同案を改善していきます。研修の最後には本学教育学部附属小学校の児童を対象とした授業の実践も行います。
7月11日、本学で開講式が行われ、荒木勝理事、加賀勝教育学研究科長、竹内康人JICA中国国際センター次長と研修生らが出席。荒木理事は「研修で学んだ成果が広くガーナの子ども達に活用される模範的な授業となることを期待している」と挨拶。研修生を代表してドルフェ・ゲルション・クウェク氏が「精一杯のことを学び、技術や知識を母国で役立てたい」と意気込みを語りました。
7月12日には、全員で森田潔学長を表敬訪問。森田学長から激励を受けました。
<写真>森田学長を表敬訪問した研修生ら
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(11.07.25)