8月1日、本学が採択された文部科学省感染症医療人材養成事業の一環として、「夏のゾーニングセミナー」を開催しました。
本事業は、新型コロナウイルス感染症のパンデミックを経験し、今後起こりうる感染症に柔軟に対応する医療人の育成を目的としたものです。
今回は、感染症の現場での区域分け(ゾーニング)を行うための知識習得および実践を目的としたセミナーであり、「ゾーニングの基礎」のレクチャー、「ゾーニングの実際:外来編」の図面計画と実践、「ゾーニングの実際:入院編」として、グループでのゾーニングの計画と実践とその発表や解説を行いました。
コロナ禍であり、差し迫ったゾーニングの必要もあることにより、岡山大学病院の医師、看護師、放射線技師や介護老人保健施設の看護師、介護士、更にはクリニック医師や薬剤師など16名が参加しました。アンケートでは、すべての参加者が実際に役に立つセミナーであったと回答しました。
今後も現場の医療人のニーズに合ったセミナーを開催していきたいと思います。
【本件問い合わせ先】
岡山大学学術研究院 医歯薬学域(医療教育センター)
岡山大学学術研究院 医歯薬学域(医)くらしき総合診療医学教育講座
三好智子 086-235-7342
感染症医療人材養成事業「夏のゾーニングセミナー」開催
2021年08月11日