国連貿易開発会議（UNCTAD）公式サイトで本学との共同プロジェクト「途上国からの若手女性研究者のための共同研究・研修コース」の紹介ページが開設されました！

2021年09月29日

　本学とUNCTADは、2020年1月9日に、SDGs（持続可能な開発目標）達成のための科学技術イノベーション（STI for SDGs）の人材育成に向けて、大学としては世界初となる包括連携協定を締結。本協定に基づき、長期と短期の2つの人材育成プログラムが始動していますが、今回、UNCTAD加盟国におけるアセアン諸国及びアフリカの途上国を対象に、短期の共同研究・研修を行う「途上国からの若手女性研究者のための共同研究・研修コース：Young Female Scientist Programme in Japan」の紹介ページがUNCTAD公式サイトで開設されました。
　このプログラムでは、若手女性研究者がそれぞれ希望する研究分野の知見を得るため、本学の各研究室を訪問し、短期の研究活動を行うとともに、本学が推進するSDGsの取組等について学ぶ予定ですが、新型コロナウィルス感染症の感染拡大の状況に鑑み、本年4月より、先行してオンラインでの研究活動を行って来ました。
　紹介ページでは、本取組みにかかる特集記事が掲載され、パンデミックの困難な状況下でも研究活動を続け前進しようとする研究者達の姿や、8月25日に開催されたオンライン研究成果発表会の様子等が取り上げられています。
　横井篤文上席副学長（特命(グローバル・エンゲージメント戦略)担当）からは「本学として、そして日本としても本取り組みがUNCTAD公式サイトで世界へ向けて発信されることは大変意義深い。日本は研究分野での女性参画が他の先進国と比べて遅れていることが指摘される中、ダイバーシティ、公平性、インクルージョン（Diversity, Equity, and Inclusion: DE&I）の意義は世界中で高まりを見せている。本学は、女性の研究者がSTI for SDGsを担う多様な人材として一層活躍できるよう、その取り組みをさらに加速させたい。」とのコメントがありました。

「途上国からの若手女性研究者のための共同研究・研修コース：Young Female Scientist Programme in Japan」紹介ページ
https://unctad.org/project/young-female-scientist-programme

UNCTAD公式サイト
https://unctad.org/news/young-women-scientists-explore-sustainable-development-solutions


○国連貿易開発会議（UNCTAD）
1964年に設立。ジュネーブに所在する、貿易と開発、金融、投資、技術、持続可能な開発の関連問題に総合的に対応する国連の中心的な機関です。途上国の貿易、投資、開発の機会を最大化し、グローバリゼーションから生じる問題に直面する途上国を支援し、対等な立場で世界経済へ統合することを目的としています。

【本件問い合わせ先】
　国際部国際企画課
　TEL:086-251-7036