国立大学法人 岡山大学

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新型コロナワクチンについて子どもと考える教材を開発:日本学術会議および知識流動システム研究所らと共同で

2021年11月02日

 岡山大学SDGs推進本部は、日本学術会議および一般社団法人知識流動システム研究所(KMS)と共同で、児童・生徒、さらに中高・大学生や社会人とともに新型コロナウイルスへの理解を深め、感染予防を進めることを目的とした教材「新型コロナウイルスのワクチン接種の意味を一緒に考えよう!」の企画・開発を行いました。教材は、2021(令和3)年11月2日より、日本学術会議、岡山大学、KMSのHPで公開掲載しています。
 ワクチンは、新型コロナウイルス感染予防にとって有効な手段です。しかし、ワクチンに対しては、さまざまな考え方もあります。世界各国で12歳からの新型コロナワクチン接種が検討される中、本教材の開発メンバーは、「新型コロナウイルスワクチンとは何か、どのような仕組みで効くのか」を科学的に理解し、「ワクチン接種に対する考え方の違い」を、子供たちを含む多くの人々が知り、一緒に考えることが望ましいと考えました。
 本教材は、2020年に発行し、これまでKMSのサイトで延べ10万回、本学の新着ニュースで延べ12万回を超える閲覧をいただいてきた、「新型コロナウイルスについて一緒に考えよう!」の継続として企画されました。親しみやすいイラストを交えながら、ワクチン発明の歴史やワクチンが効く仕組みを平易に説明しています。
 また、ひとそれぞれにワクチン接種に対する考え方が違うことを小学生でも感じ取れるよう工夫しています。ぜひご活用ください。

○知識流動システム研究所HPはこちら

*内容をアレンジしての掲載を希望される場合は、知識流動システム研究所事務局(E-mail:stop_corona@smips.jp)までお問合せください。
*利用許可申請の必要はありませんが、できれば知識流動システム研究所HP等で、ご利用機関名を公表・紹介させていただきたく思っています。必須ではありませんが、公表・紹介をお認めいただけるようであれば、お手数ですが「機関名の公表を認める」旨、明記の上、知識流動システム研究所事務局(E-mail:stop_corona@smips.jp)までご利用方法・リンク先のご一報ください。ご協力のほど、よろしくお願いします。

○今回開発した教材はKMSのHPからダウンロードいただけます。

<共同開発団体等>
●監修
狩野光伸 岡山大学 SDGs担当副理事・教授、日本学術会議第二部会員、外務省外務大臣次席科学技術顧問
森田由子 知識流動システム研究所フェロー、日本科学未来館科学コミュニケーション専門主任

●企画・制作
一般社団法人知識流動システム研究所 (担当:小泉周 自然科学研究機構特任教授)
小村俊平 岡山大学学長特別補佐、ベネッセ教育総合研究所主席研究員
長谷川里奈 NPO法人教育テスト研究センター研究員

【本件問い合わせ先】
総務・企画部広報課
TEL:086-251-7013

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