国立大学法人 岡山大学

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医学部創立150周年記念式典を挙行

2021年11月08日

 医学部創立150周年記念式典を11月3日、ホテルグランヴィア岡山で挙行しました。
 医学部は昨年、創立150周年を迎えましたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、1年延期の記念式典となり、また、岡山県内居住者に限定しての開催となりましたが、伊原木隆太岡山県知事、大森雅夫岡山市長、山陽新聞社越宗孝昌相談役を始めとするご来賓、教職員や卒業生・医療関係者など約150人が、150年の大きな節目をお祝いしました。
 豊岡伸一医学部長が「地域さらには世界の人々に心身の健康という最高の贈り物を届ける次世代の育成に邁進する強い決意を表したい」と式辞を述べ、槇野博史学長が「先輩方から受け継いだ強い絆としなやかなネットワークを次の50年に向けてさらに発展・拡大させ、岡山大学医療系キャンパスの多様性、包摂性、そして国際性を着実に高めていただきたい」と挨拶しました。
 また、伊原木岡山県知事、大森岡山市長が祝辞を述べられ、増子宏文部科学省高等教育局長、伊原和人厚生労働省医政局長、福武總一郎ベネッセホールディングス名誉顧問の祝辞が代読されました。
 特に多額のご支援をいただいた6団体に岡山大学医学部名誉団体表彰を行い、代表して越宗山陽新聞社相談役から挨拶がありました。
 伊達勲大学院医歯薬学総合研究科長、前田嘉信岡山大学病院長がそれぞれ医学部、大学院医歯薬学総合研究科と病院の最近の歩みについて紹介した後、吉野正医学部創立150周年記念事業実行委員長の閉会挨拶により記念式典は終了しました。
 式典に続く記念講演会では、岡山大学医学部の卒業生でもある濱田博司理化学研究所生命機能学研究センターチームリーダーが「基礎研究に身をおいた一人の卒業生として」と題し、医学部卒業後の自らの歩みと、母校に対する想いを講演いただきました。
 本学医学部は、明治3年に設立された岡山藩医学館を出発点とし、岡山県医学校、第三高等学校医学部、岡山医科大学と幾多の変遷を経て昭和24年の学制改革により現在の岡山大学医学部となりました。これまでに12,000人以上の卒業生を送り出し、数多くの優れた医師、研究者を輩出し、地域医療のみならず医学研究の発展に寄与してきました。これからも我が国の医療と福祉に大きく貢献していきます。

【本件問い合わせ先】
大学院医歯薬学総合研究科等総務課 
TEL:086-235-7004

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