本学大学院教育学研究科は11月10日、備前市と教育のまちづくりに関する連携と協力に関する協定として、「教育振興に関する学官連携協定」を締結しました。
　この協定は、備前市における教育のまちづくりの推進に向けて、双方の緊密な連携と協力により、教育分野における人的・知的資源及び研究成果等の交流・活用を図り、備前市の教育振興及び人材育成に資すること、本学学術研究の発展及び研究成果の社会活用推進に貢献すること、ひいては広く地域社会の未来を担う人材育成に寄与することを目的としています。
　同日、備前市役所にて行われた調印式では、関係者が見守る中、大学院教育学研究科の三村由香里研究科長と備前市の𠮷村武司市長が協定書に署名し、双方から本協定に寄せる期待などについてあいさつがありました。
　その後の報道関係者との質疑応答では、具体的な取り組み等に関する質問があり、学術研究院教育学域寺澤孝文教授より説明が行われました。
　本協定に先駆けて、備前市の小学校4〜6年生に対して、本学実践データサイエンスセンターにて開発中の新型eラーニング（マイクロステップ・スタディ）の提供準備を進めており（2021年10月16日、山陽新聞にて紹介）、大学が自治体や学校現場に教育支援をサービスとして提供するモデルケースの作成や、次世代の教育やまちづくりのノウハウなどを蓄積していきます。

○関連リンク
2021年10月16日山陽新聞記事／タブレット用新型ドリル導入へ　備前市教委 漢字や英単語効率習得：（有料記事）
マイクロステップ・スタディに関する紹介ページ
寺澤研究室ホームページ


【本件問い合わせ先】
岡山大学大学院教育学研究科実践データサイエンスセンター
電話:086-251-7433
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