国立大学法人 岡山大学

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国内および日本企業・団体の卓越したプロジェクトを表彰する「PM Award 2021」において「岡山大学SDGsイノベーション賞」を株式会社NTTデータのプロジェクトに授与

2021年12月21日

 本学のイノベーションマネジメントコア(旧岡山大学オープンイノベーション機構)は、世界最大のプロジェクトマネジメント協会(Project Management Institute;PMI)の日本における支部であるPMI日本支部(支部本部:東京都中央区、会長:片江有利)のアカデミック・スポンサーであり、研究力強化や産学連携・共創、イノベーション創出などの活動においてプロジェクトマネジメント手法を活用することで、効率・効果的な活動を実施しています。
 今回、PMI日本支部主催の国内および日本の企業・団体が実践する卓越したプロジェクトを表彰する「PM Award 2021」に岡山大学が特別協賛し、11月23日にヒルトン東京(新宿区)で開催された授与式において、特別賞である「岡山大学SDGsイノベーション賞」を株式会社NTTデータの「AI画像診断技術によるインドで10万人に結核診断アクセスを支援する社会貢献プロジェクト」に授与しました。
 PM Awardは本年度より実施され、自薦・他薦による応募の中から審査。「新規性」、「有用性」、「組織の影響度」、「貢献度」を評価項目として、総合的に審査されました。選考委員にはエンジェル投資家でもあり、国内外の多種多様な領域のプロジェクトなどを数多く主導・参画して来た、本学の研究・産学共創担当副理事である佐藤法仁内閣府上席科学技術政策フェローも参加しました。
 選考委員会を通過した6つのプロジェクトがファイナリストとして選出され、その中から、NTTデータのプロジェクトに、「岡山大学SDGsイノベーション賞」の授与を決定し、那須保友研究担当理事・副学長が賞を授与しました。同プロジェクトは、最優秀である「最優秀プロジェクト賞」も同時に受賞しています。
 同プロジェクトは、本学が法人経営の中核に据えている国連のSDGs(持続可能な開発目標)とマッチしたものでした。また、「世界三大感染症」のひとつとしての結核は、日本では「過去の感染症」という認識がありますが、世界ではいまだに多くの人々の命を奪っている感染症であり、社会・経済にも大きな影響を及ぼしています。最新のテクノロジーの活用とサービスを受ける人本位の「誰一人取り残さない」という視点などからSDGsのみならず、本学の強みである医療系教育研究活動のお手本ともなるプロジェクトであることから「岡山大学SDGsイノベーション賞」の授与を決定しました。
 今後、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を見つつ、今回のプロジェクト関係者を岡山大学にご招待し、本学の研究者や岡山大学病院の医療関係者らとの意見交換や研究シーズ・ニーズマッチングなど、PM Awardを機に次につながる新たな共創活動を精力的に進めていく予定です。

那須研究担当理事・副学長と佐藤研究・産学共創担当副理事の講評はこちらから

〇参 考
「PM Award 2021」ホームページ
日本の卓越したプロジェクトを表彰する「PM Award 2021」最優秀プロジェクト賞はNTTデータのSDGsプロジェクトに決定!(PMI日本支部プレスリリース)


【本件問い合わせ先】
<岡山大学の特別協賛に関すること>
岡山大学イノベーションマネジメントコア(旧岡山大学オープンイノベーション機構)
E-mail:ura-info◎okayama-u.ac.jp

<PM Award 2021に関すること>
一般社団法人PMI日本支部
E-mail:seminar◎pmi-japan.org
https://www.pmi-japan.org/
     ※@を◎に置き換えています

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