国立大学法人 岡山大学

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アントレプレナーシップ養成セミナー「ビジネスモデル図解ワークショップ」を開催

2021年12月27日

 本学は12月10日、『ビジネスモデル2.0 図鑑』の著者である一般社団法人図解総研の沖山誠理事と同総研の近藤哲朗代表理事を講師に迎え、「ビジネスモデル図解ワークショップ」をオンラインで開催し、学生・教職員・一般の方、約40人が参加しました。
 ワークショップでは、オープニングとして、講師がビジネスモデルは複雑な概念であるため、言葉だけでは表現が難しいが、図解すれば多様なステークホルダーと認識を揃えて対話できると解説。図解すれば、利用者は何にお金を出しているか(What)、事業者はどうお金を回しているか(How)という利用者・事業者双方の視点の経済合理性を確認でき、そのためには、ビジネスをWho(だれが)、What(なにを)、How(どのように)、Who(だれに)の要素に分解し、整理する事が必要と話しました。
 オープニングの後には、オンラインドキュメントを用いた演習を実施。参加者はフリマアプリ「メルカリ」のビジネスモデル図解演習で理解を深めたあと、各自で選んだビジネスの図解に挑戦しました。参加者は、講師から「提供するモノ・情報などが誰に対して価値を生むのかが最も重要」などのアドバイスを受けながら、熱心に演習に取り組んでいました。
 最後には、講評として、講師から参加者に「ビジネスをWhatとHowの観点で分析することは、就職活動でも役に立つ。興味があるビジネスがあったらぜひ図解にチャレンジして欲しい」とのメッセージが送られました。
 参加した学生からは、「学びがとても多かった。ビジネスモデルに興味が深まった」などの感想が寄せられました。
 本セミナーは学生・教職員のアントレプレナーシップ(起業家精神)を養成するため、本学が採択を受けている内閣府の国立大学イノベーション創出環境強化事業」の取り組みの一つとして、イノベーションマネジメントコア ベンチャー支援フィールドが実施しました。

〇12月1日実施「スマートフォン誕生の知られざるドラマ、シリコンバレーでの失敗から学ぶことは」のパネルセッション、12月10日実施の本ワークショップについては、録画をご覧いただけます(学内限定)

○本学では、イノベーションマネジメントコア ベンチャー支援フィールドが窓口となり、技術シーズ・ビジネスプランの事業化に向けたアドバイス、経営相談先の紹介など、起業に関するさまざまな支援を行っております。ベンチャー企業設立にご興味をお持ちの教職員・学生の皆さんは、どうぞお気軽にご相談下さい。


【本件お問い合わせ先】
岡山大学イノベーションマネジメントコア ベンチャー支援フィールド
E-mail:start-up1◎adm.okayama-u.ac.jp
 ※@を◎に置き換えています。

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