国立大学法人 岡山大学

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在福岡タイ王国総領事館 ソールット・スックターウォン総領事らが来学

2022年06月10日

 在福岡タイ王国総領事館のソールット・スックターウォン総領事、ソムチャイ・アンサナンスク領事およびポーンパン・プーピアンジャイ領事が5月27日、本学を訪れ、槇野博史学長を表敬訪問しました。本学からは槇野学長のほか、那須保友理事(研究担当)・副学長、鈴木孝義副学長(国際担当)、三野元靖副理事(研究・産学共創担当)らが出席するほか、独立行政法人中小企業基盤整備機構中国本部長や一般財団法人企業共済協会理事長らも同席しました。
 表敬訪問では、槇野学長が本学の特色や取り組みについて紹介し、鈴木副学長は、本学とタイの大学との協定や学生交流プログラム、タイに事務所を持つアセアン大学連合(AUN)との連携に関して説明しました。また、那須理事からは第25回CSTD会合のサイドイベント(UNCTADとタイ政府代表部主催)でタイ政府が推進するBio-Circular-Green(BCG)経済モデルをテーマに発表したことについて紹介がありました。それを受けスックターウォン総領事は、「コロナ終結後に岡山大学とタイの大学・企業が学生交流や共同研究などに取り組む際には、ぜひ協力したい」と語りました。
 今回の訪問をきっかけに、さらなる交流強化が期待されます。

〇開発のための科学技術委員会(CSTD:Commission on Science and Technology for Development)
 1992年設置。科学技術の問題とそれが開発に及ぼす影響を検討するとともに、開発途上国において科学技術政策についての理解を助長し、国連システムの中にあって科学技術に関する問題について勧告する委員会です。委員会に対する実質的かつ事務局としてのサービスはUNCTADが提供しています。

〇Bio-Circular-Green(BCG)経済モデル
 BCGとは、「バイオ経済」「循環型経済」「グリーン経済」を統合したものです。
 「バイオ経済」は、再生可能な生物資源の生産とこれらの資源を付加価値の高い製品に変換することを、「循環型経済」は、限られた資源の価値を最大化するために、材料の再利用とリサイクルを目指すことを、「グリーン経済」は、経済・社会・環境のバランスを保ち、持続可能な発展を目指すことを意味します。


【本件問い合わせ先】
国際部国際企画課
TEL:086-251-7038

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