本学は7月27日、本年4月に設置した「グリーンイノベーションセンター（GIC）」の活動内容と工学部「都市環境創成コース」（2021年4月設置）に新たに採用した建築系教員を紹介し、今後の連携関係を深めていくことを目的に、岡山県内に活動拠点を置く関連企業・団体の方々を対象としたセミナー・意見交換会を開催し、約30人が参加しました。
　冒頭、阿部匡伸センター長からGICの活動紹介、出席教員から自己紹介があった後、木造建築・林業・サプライチェーン部門の中村昇教授および福本晃治准教授から、木質材料学および木質構造設計学について、グリーンbyデジタル部門の野上保之教授および珠玖隆行准教授から、地域のDX推進に向けた取り組みについて、それぞれ講演がありました。
　その後、参加の企業・団体の方々と意見交換を行いました。意見交換では、「木造建築の高層化・大規模化」、「木材利用の付加価値向上」、「森林、林業のことを理解している建築家の育成」などをテーマに活発な議論を行いました。また、参加者からは「今後も、大学の教育研究内容に関して発表・意見交換の場を設けていただきたい」、「ホームページ等で活発な情報発信をお願いしたい」といった要望も出され、盛会裏に終了しました。

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