国立大学法人 岡山大学

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「第八回岡山杯日本語スピーチコンテスト」をオンラインで開催

2022年11月09日

 本学は11月4日、オンラインで中国現地と国立六大学(千葉大学、新潟大学、金沢大学、岡山大学、長崎大学、熊本大学)を繋ぎ、「第八回岡山杯日本語スピーチコンテスト」を開催しました。
 本スピーチコンテストは中国東北三省(黒竜江省・吉林省・遼寧省)の大学で日本語を学習する学生への支援と、日中の大学の連携強化を狙いとして、国立六大学国際連携機構、在瀋陽日本国総領事館、日本学術振興会北京研究連絡センターの協力を得て、2014年から毎年中国現地で実施してきましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、昨年度より、関係機関の協力を得て、オンラインで開催しています。
 昨年度に引き続き今年度も、中国現地では、東北師範大学(中国・吉林省長春市)の学生ボランティアやスタッフに運営をサポート頂きました。
 また昨年度より、幅広い日本語学習者が参加できるよう、スピーチ部門に加え、朗読部門を新設しており、今年度は、9校から34人が応募。動画による第一次審査で選抜された各部門5人、計10人の学生がオンラインで参加した東北三省及び国立六大学の聴衆の前で、発表を行いました。
 審査委員は、在瀋陽日本国総領事館の片江学巳総領事の他、本学の鈴木孝義副学長(国際担当)、国立六大学から出席した教員らが担当。厳正な審査を行い、スピーチ部門の最優秀賞に大連理工大学の謝夢園(シャムエン)さん、朗読部門の最優秀賞に大連外国語大学の姜錦(キョウキン)さんが選ばれ、本学からの副賞として本学への研修旅行を贈呈しました。また、特別賞として在瀋陽日本国総領事館から総領事賞に、大連外国語大学の姜晴溦(キョウセイビ)さんが選ばれ、片江総領事から授与されました。
 本学は今後も、中国東北地区の大学との30数年にわたる交流に基づき、岡山大学および国立六大学と中国東北地区の大学との学術交流を促進し、日中友好の架け橋となる人材を育成していきます。

○国立六大学国際連携機構
国立六大学連携コンソーシアムに設置された、国立六大学間の国際的活動の連携・協力を推進する機構。本学の鈴木孝義副学長(国際担当)が機構長を務めています。

〇国立六大学連携コンソーシアム
国立六大学が、自主自立を尊重しつつ連携して、教育・学術研究・社会貢献等の機能を一層強化し、グローバル社会をリードする人材育成の推進と学術研究を高度化することを目的として、平成25年3月に設立されました。
 
【本件問い合わせ】
 国際部国際企画課
 TEL:086-251-7036

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