国立大学法人 岡山大学

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JSTさくらサイエンス・オンライン大学訪問を開催

2022年12月21日

 本学は11月19日、科学技術振興機構(JST)との共催により、さくらサイエンス・オンライン大学訪問を開催しました。このイベントは、海外の高校生や大学生に、日本の大学の魅力を知ってもらうことを目的としたオンラインプログラムで、コロナ禍の影響により日本への招聘が中止となっている「さくらサイエンス・ハイスクール・プログラム」のエッセンスを活かした内容で展開されています。
 まず初めに、稲森岳央グローバル人材育成院准教授からキャンパスや学部の概要、留学生のサポート体制についての説明を行い、次いでGONG Yuanyuanグローバル人材育成院准教授から、2017年に新設されたグローバル・ディスカバリー・プログラムについて、現状を含む詳細な説明を行いました。
 今回のイベントでのメインとなるラボツアーは、文系分野・理系分野の2つを実施。
 松本直子文明動態学研究所所長による“Gender and Violence in Ancient Japan :What can we learn from the past?”をテーマにした講義は、考古資料展示室からのライブ中継により行いました。岡山県内をはじめとして各地から出土した一級の展示品の説明とともに、縄文・弥生時代の女性の立場や争いの変遷について説明しました。
 続いて、沈 建仁異分野基礎科学研究所所長による“Deciphering the Mystery of Oxygen Production by Photosynthesis”と題した講義では、光合成のメカニズムについての解説を行い、その後、実際の研究室内を案内しました。
 これら2つのラボツアーは、研究施設や機材を目にすることができるということで、非常に好評で、視聴者から大きな反響がありました。
 もう1つの目玉となる、Student’s Voiceセッションでは、本学で学んでいる3人の留学生(学部生、博士前期・後期課程の大学院生)が、普段の勉強や研究の様子、岡山での生活の様子をそれぞれプレゼンし、本学を留学先に選んだ理由や将来の進路などについてパネルディスカッションで発表しました。
 今回のオンライン訪問には、海外在住の高校生・大学生を中心に、1,574人が参加しました。「英語で学べるコースがあるのは魅力的」「留学生に対してのサポートが充実している」「歴史と自然ある岡山での生活環境は学ぶ場所として良さそう」「学生のリアルな声を聞くことができて、留学への夢が膨らんだ」などのコメントが寄せられ、本学に対する理解が深まり、世界各国から本学への更なる留学生の増加が期待されます。

※本イベントの収録動画は、JSTさくらサイエンスプログラムのウェブページ「オンライン大学訪問」特設ページのアーカイブにて近日公開の予定です。
 


【本件問い合わせ先】
国際部国際企画課
TEL:086-251-7048

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