国立大学法人 岡山大学

LANGUAGE
ENGLISHCHINESE
MENU

岡山大学統合報告フォーラム2022 次世代と共に拓く「ありたい未来」を開催

2022年12月22日

 本学は、4回目となる統合報告書の発行にあたり、12月17日、「岡山大学統合報告フォーラム2022」を創立五十周年記念館金光ホールで開催(オンライン同時配信)しました。新型コロナウイルス感染対策を徹底の上、一般の方も含めて会場にて実施し、オンラインでも同時配信を行いました。当日は、合わせて約130人が参加しました。
 槇野博史学長による講演では、「トランスフォームの第4期へ」と題し、「学生は最も重要なステークホルダーであり、学生たちが主体的に夢をもち、その実現を目指した活動を支援することが我々の本務である。次世代が夢に描く『ありたい未来』を共に創ることが求められており、そのためには、私たちが自らと社会の価値観を大きくトランスフォームさせ、それを社会システムに反映させる必要がある」と発信しました。
 続いて、パネルディスカッションでは、槇野学長をファシリテーターとして、パネリストには工学部の伊藤一葉さん、CLSプログラム2期生であり本学研究生のナタリー・モンテシノさん、文明動態学研究所のライアン・ジョセフ助教、大学院ヘルスシステム統合科学研究科の中澤拓也さんを、ゲストコメンテーターには本学の経営協議会委員であり名古屋外国語大学学長の亀山郁夫先生をそれぞれお招きし、「次世代と共に拓く『ありたい未来』」をテーマにディスカッションを行いました。
 亀山先生からは、「創造のふるさとは未来にある」というロシアの詩人の言葉を引用され、「ありたい未来という言葉に大変惹かれるものがあり、まさに未来を考えることがクリエイションの源である。岡山大学はSDGsに着目することで未来を考え、クリエイションの源を掴んでいる。岡山大学のSDGs対する取り組みは日本の先駆的な役割を担っており、その先見性が統合報告書にも表れている。大変心強く感じた」との発言がありました。また、中澤さんからは、「次世代と呼ばれる人たちが、大人や社会の尺度によって評価されるのではなく、自分たちがワクワクするものに夢中で向き合っていける社会でありたい。自分たちが夢中になれるものがあれば、そこにひたむきに向き合っていける、そういった未来でありたい」とのコメントがありました。その後も活発なディスカッションが繰り広げられた後、参加者との意見交換では、オンラインを通じて「新しい目標を見つけるため、それに向かって動くために、心がけていることはありますか」との質問があり、伊藤さんが「興味があるかないかに関わらず、色んなところに首を突っ込んでみること。考えるより先に行動することが大事」とコメントしました。
 閉会あいさつでは、高橋香代理事(企画・評価・総務担当)・IR/IE室長が、「創造のふるさとは未来に、それを目指さなければいけないと教えていただいた。本日いただいた意見をしっかりと受け止めていきたい」と総括を述べました。
 
当日のアーカイブ動画はこちら

岡山大学統合報告書はこちら

岡山大学統合報告書2022に関するWebアンケートについて
 本報告書を通して多くの方々に岡山大学のファンとなっていただけるように、今後も改善・改良を重ねてまいりますので、是非皆様からの忌憚のないご意見をお寄せください。

<参考>
岡山大学統合報告フォーラム2022イベント案内はこちら


【本件問い合わせ先】
総務・企画部大学改革推進課(IR/IE室)
TEL:086-251- 8998,7754

年度