国立大学法人 岡山大学

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大学院教育学研究科の徳田旭昭さんが若手作曲家の登竜門「現音作曲新人賞」で入選!

2022年12月22日

 大学院教育学研究科教職実践専攻2年の徳田旭昭さんが若手作曲家の登竜門ともいわれるコンクール「第39回現音作曲新人賞本選会」に出場し、見事入選を獲得しました。
 同コンクールは今年度「弦楽アンサンブル」という募集テーマで、国内外から34作品の応募がありました。徳田さんの作品は譜面審査による一次審査を突破し、本選会に出場しました。本選会は12月5日に東京オペラシティリサイタルホールにおいて開催。徳田さんはこのコンクールのために書き上げた「Roots by Arcangelo Corelli」を披露し、見事入選となりました。この作品には、約300年以上前を生きた作曲家であるA.コレッリ(1653~1713)が作曲したメロディが登場。伝統ある音楽の“遺産”を大胆にも引用することで、真新しい響きを求める傾向にある現代音楽の世界に、裏を突くような新鮮な響きを書き綴った点が特徴の一つであるといえます。
 同コンクールは日本現代音楽協会(国際現代音楽協会日本支部)が主催し、今年で39回を数えます。大学教授や世界的に活躍する日本人作曲家の多くが、過去この本選会に出場しており、今もなお、注目されるコンクールの一つです。
 徳田さんは結果を受け、「今回の入選者は、私のほかにも東京藝術大学卒業の作曲家、音大大学院(桐朋学園)の現役の作曲学生、本場・ストラスブール音楽院(フランス)で活躍する日本人作曲家といった方々で、どの作品も非常に刺激的なものでした。今後は、作曲家としての活動を可能な限り続け、同時に、私が得たものを教員として子どもたちに伝えていきたいです」とコメントしています。
 なお、今回のコンクールの入賞については、以下のとおり報道されました。
・岡山シティエフエム「レディオモモ」 12月4日 15:30~16:00オンエア
・山陽新聞 12月20日朝刊掲載

▼第39回現音作曲新人賞結果
https://www.jscm.net/39thjac-2/

▼徳田さんの活躍は広報誌「いちょう並木」Vol.99 P.9でも紹介しています。
https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/kohoshi2021/icho_99.pdf#page=6

【本件問い合わせ先】
大学院教育学研究科教職実践専攻
徳田旭昭
E-mail:toktda.t.2◎icloud.com
(@を◎に置きかえています。)

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