2月1日、岡山大学グリーンイノベーションセンターは、日台木造建築の交流に向けた講演会「台湾における木造建築の現状」を開催しました。
この講演会は、中村昇教授(専門:木質材料学)をホストとし、外国人客員研究員として本学に招へい中で、台湾の著名な若手建築家である原型構造工学株式会社代表取締役陳冠帆氏を講師として実施したもので、全国から木造建築関係の実務家を中心に約70人が参加しました。
冒頭、中村教授から今回の講演について、台湾の大学、関係機関と連携し、木材や木造建築に関する教育や技術分野での共同研究、人材交流を推進していくために企画された旨の説明、及び陳氏の紹介がありました。
講演では、陳氏から、①台湾の森林・林業の歴史、②台湾における木造建築教育の現状、③自身が設計にかかわった木造建築物について説明があった後、台湾において今後取り組むべき課題として、「CLT工法の普及」、「木材自給率の向上」といった話がありました。
グリーンイノベーションセンターでは、今後も木材建築分野等で活躍している研究者、専門家を招へいして同様の講演会の開催を予定しています。
【本件問い合わせ先】
自然系研究科等総務課
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日台木造建築の交流に向けた講演会「台湾における木造建築の現状」を開催
2023年02月07日